読んでいただき有難うございます。

このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。

 

現在の話 → < リアル日記 >

過去の話 → < 過去日記 >

 

となっています。

 

【目次】

 

はじめての方は はじめましてをどうぞ

 

・発達障害についてはこちら

・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら

・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら

・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら

・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら

 

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< 過去日記 >

 

うちの夫は、発達障害者であり、ギャンブル依存症患者です。

 

発達障害をもう少し詳しく言うと、

アスペルガーとADHDの混合と診断されています。

(過去の診断なので今ならアスペルガーは自閉症スペクトラムと診断されます)

 

所謂これが、1次障害。

 

 

そして、それが元となり、

ギャンブル依存症を発症してしまいました。

 

所謂これが、2次障害。

 

 

ギャンブル依存症は末期です。

 

酷いです。お金の扱い方。本当に酷い。

 

ギャンブルで作った借金をギャンブルで返そうとする。

 

 

何としてでも。がむしゃらに軍資金を作ろうとする。

 

もうどうやっても周りは止められないんじゃないかと思うくらい。

 


 

夫は常に借金がありますが、返済能力はゼロです。

 

 

だって 

 

返済日覚えてないし

返済額間違えてるし

どこから借りてるかも覚えてない

 

から。

 

嘘みたいだけど本当の話。

こんなんで返せるはずがない。

 

 

夫なりに考えてはいるんですよ?

 

〇日に△円返そう

それには×円必要だからバイトして稼がないと

 

こういう思いはある様子。

 

 

けど、発達障害の特性でしょうね。

 

注意力散漫だから、日にちと金額間違えてるし、

見通しが甘いから、予定通りに稼げない

 

それでも迫りくる返済日 嫁からの圧力(笑)

 

 

せめて。

 

 

そこで、助けてと言えればいい。

 

 

それができたら、いくらか違ったはず。

 

 

けど、これも自閉の特性でしょうか。

 

 

彼にはそれはできない。

 

1人の世界でやろうとするんで、

 

ヤベーヤベー と孤独に悩み、焦って空回りして。

 

 

視野がどんどん狭くなり、迫ってくる返済期日にだけ目がいって、

とりあえずの金を用意するようになっていきます。

 

 

それは例えばこんなこと。

 

 

・ アルバイト先で片っ端から借りれる人に借りていき、返せなくなったらバイト先を替えて同じことを繰り返す

・ 妻に貰った定期代で定期を購入した後に払い戻して現金化 

・ 自営でかかった経費を正規のルートを外して取引先に勝手に清算

 

 

後は内容書けないけど、犯罪もいくつか(え)

 

 

お金を得るために、人を殺そうと思ったこともあるようです。

 

もう無理だと、自殺しようとしたこともあります。

 

超危険人物 です。

 

ギャンブルにハマるってそういうこと。

 

 

私から見たら、そうなる前に助かる道はいくつもありました。

手を差し伸べてくれた人も、何人もいたんです。

 

けど、そこに気づかずに、ここまで酷くなったのは、

根っこに発達障害があったからだと思います。

 

 

 

発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書) [ 星野仁彦 ]

 

本人・家族・支援者のためのギャンブル依存との向きあい方 一人ひとりにあわせた支援で平穏な暮らしを取り戻す (単行本・ムック) / ワンデーポート/編 中村努/著 高澤和彦/著 稲村厚/著