読んでいただき有難うございます。
このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。
現在の話 → < リアル日記 >
過去の話 → < 過去日記 >
となっています。
【目次】
はじめての方は はじめましてをどうぞ
・発達障害についてはこちら
・凡子(ブログの筆者、カサンドラ気味)についてはこちら
・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら
・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら
・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら
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子どもに障害を告知する。
ある年の夏休み。私はそのことで頭がいっぱいでした。
これは、その時の記録です。
しばらく1号へ告知した時の記事が続きます…。
< 過去日記 >
タイトルにもありますが。
1号に、告知することにしました。
告知というのは、
・ お父さんにはアスペルガーとADHDという障がいがあるのだということ
・ 1号にもその傾向があること
・ 2号3号にもその傾向があること
です。
小学5年生には酷だと思いますか?
でもね。
これは、ずーーっと、ずーーーーーーーっと考えてたことだし、先日「言うなら今だ!」というタイミングがきたんです。
実は1号。塾をやめました。
理由は、原因不明の腹痛(多分過敏性腸炎だけど)で満足に通えなくなった から。
夏休みは夏期講習があったんだけど、3回に1回くらいかな?休むようになっちゃって。
本人とても辛そうでした。
そして、言うんですよ。
「なんで僕はこんな体なの?」
「これは気持ちがかかわってるんでしょう?なんで僕はこんなにマイナス思考なの?」
って。
良くも悪くも「自分」というものに興味が沸いてきている今が、1号に話すチャンスだと思いました。
それに、私が仕事を始めてから、たぶん1号読んでるんですよねぇ。
発達障害関連の本を^^;
私、何冊も持っていて、わかりにく~い場所に隠しておいたつもりなんだけど、多分、1人で留守番してるときに読んでるんじゃないかなぁ。
読まないにしても、「アスペルガー」や「ADHD」という見慣れないタイトルは気になっていると思う。
・・・第三者からでは嫌なんです。
私の言葉で伝えたい。
お父さんは障がいがあるけど頑張っていること。
失敗が多いけど、ここにある薬も、あの張り紙も、このホワイトボードも、頑張っている証なんだってこと。
お父さんは、1号や皆のことが大好きなんだっていうこと。
そもそも、障がいってなんだろう?悪いことなのかな?
多数派が正解なの?少数派は悪なのか?
一緒に考えたい。
それから、1号にとって知ることは大切です。
あなたがいつも悩んでいる2号と3号のこと。
彼らがADHDだとしたら?
言っても聞かないのではなく、聞けないのだとしたら?
あなたは音や匂いに敏感で困ることがあるよね。
それがもし、アスペルガーの特徴だったら?
なんでだろう?どうしてだろう?で終わりじゃない。
原因がわかれば道が見えてくる。
工夫すれば解決できるんだって教えたい。
私達家族にとって、障がいを知るということは、家族を知ることに直結します。
だから、私は1号に伝えたい。
家族のことを知って欲しいと思う。
そう思い、夏休み最後の日。
私は彼に話をしたのです。
子どもの障害をどう受容するか 家族支援と援助者の役割 (子育てと健康シリーズ) [ 中田洋二郎 ]