発音ってすごく大事ですか?(通じる英語を話すには)パート2 | カナダ・トロントの少人数語学学校DEVELOPからの英語Tips

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Kumikoです

パート1の記事はこちら

引き続き発音について。
発音には、
第一段階 「コミュニケーションレベル」つまり通じるレベル。
第二段階「ネイティブレベル」つまり英語圏以外のアクセントが無いレベル
の2段階の目標があることをお話しました。

もしあなたの目標が、
とにかく通じてほしい!コミュニケーションに支障がないようにしたい!コーヒーくらいはストレスなくオーダーしたい!
というものなのであれば、この第一段階を達成すれば、発音を集中して訓練する必要はなく、他のことに集中したほうが良いのではないかと思います。
特に、「英語を使って仕事をする」というのが目標である場合、発音がネイティブレベルかどうか、ということよりも1000倍くらい大事なのは
・とにかく相手の言っていることが聞き取れる(リスニング)
・自然な英語の言い回し(丁寧さの使い分けもこれに入ります)が一定の速さで口から出てくること(流暢性)
の二つです。
これが目標の方は、RとLの違いについて必死に練習するよりも、とにかく自然な英語の言い回しをTV、新聞、ドラマ、本、雑誌、などから、ひたすら、どんどんどんどん・・・・取り入れることです。(これについてはこのブログで死ぬほど書いています) 並行して、学校などでアウトプットを一定量こなすこと。

第一段階と第二段階の違いというのは、「アクセント(訛り)があるかどうか」とも言えるわけですね。「コミュニケーションさえできれば、アクセントは自分の個性だから、無くそうとする必要はない」 と主張するカナダ人英語講師にも何人か遭遇しました。移民の街トロントならではの発想・・・かな?この主張も、要は私が上記で書いている「第一段階を達成すればあとは・・・」というのと同じだと思います。

しかし、英語はかっこいいから。という動機で始める方が多いのも事実!「かっこいい」=「英語ぺらペら」=「ネイティブ発音」!!ですよね。
でも、帰国子女ではない限り、ここ(第二段階)に到達するには努力と時間がかかることは確実。はっきり言って、実用レベルで英語を必要とする人には遠回りであるとさえ言えます。(上記で書いたように、リスニングと流暢性にフォーカスしたほうが仕事はうまくいきます)

結論。
大人から英語を始めた方は、短期間ですべてを手に入れることはできません。忙しくて英語が生活の第一優先ではない場合は特に。
したがって、自分が英語でやりたいことは果たして何なのか?
ということを胸に手をあててよーーーーーーーっく考えていただき
(とりあえず)どちらか(発音ネイティブレベルになりたいのか、実用優先か)を選んでください。

繰り返しになりますが、これはあくまでも「第一段階」に到達した方へのメッセージであり、
「聞き返されるよ~~」とお悩みの方は、発音も問答無用でがんばって練習してください。


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