
千野栄一という方が書かれた「外国語上達法」という本は、Amazon.jpでものすごく高評価をとっていますが、これは実は20年も前に書かれた本なのです。
それなのに、中に書いてあることは、まったく真理ばかり。この業界の長い私も、思わず大きくうなずいてしまう内容です。
実際に、このブログにもいくつか書いてきた同じネタがこの本にも書いてあり(もちろん、私の文章よりもずっとずっと説得力があるのですが・・;)、ちょっと嬉しかったです。ずっと昔から語学を学ぶ方法って変わらないんです。
もちろん、今の世の中、CDやDVD、インターネット、TV、iPodなど、いろいろと語学学習の助けになるものはありますが、本質的なものは変わらないんですよね。
たとえばトロイの遺跡を発掘したことで有名なシュリーマンは15ヶ国語を話す語学の天才。もちろん、彼の時代にはそれらのテクノロジーはありません。
この本の著者である千野氏も英語だけでなくフランス語、ロシア語、ポーランド語など数々の言語を操る言語のプロなので、説得力がありますよね。
特に、私がブログで何度か言ってきている「目標を決めること」。
語学の道って終わりが無いです。まぁ、もちろん「ネイティブ並み」になることができれば、それが最終形なのでしょうが、そこまで極めることは非現実的です。
自分は、何故英語を学んでいるのか?英語を使って何がしたいのか?
これを知ることって、ものすごく重要だと思うんですね。
別に高尚な目標である必要はないです。
「世界中に友達を作りたい」そんな目標でもいいのですが、具体的に、どれくらいのレベルの英語を話すようになれば、それが実現できるのか?明確にする必要があります。
あなたの目標はなんですか?
トロントのアットホーム語学学校
DEVELOP Language Institute