
今日は、かの有名なEd Mirvishについて書こうかと思います。
Ed Mirvishはトロントでは知らない者はいないディスカウントストア「Honest Ed's」の創始者。
(DEVELOPより西へ地下鉄ひと駅の距離です)
クリスマスや彼の誕生日パーティーに無料で食べ物を配ったり、常に安い商品を置いていたり、英語もろくに話せない新移民を雇用したりと、大金持ちになったあとでも常に貧しい人々の味方であったEdは多くの人々に慕われていました。
前トロント市長などは「He is Mr.Toronto!」という発言をしていたほどです。
彼のお父さん自身が移民であり、そのお父さんもEdが高校生のときに亡くなりました。
それ以来、小さな兄弟とお母さんをかかえて、店をここまでに繁盛させたのには相当の苦労があったことでしょう。
1948年に、当時まったく新しい形の小売店であったHonest Ed’sを開くまでは、グローサリーストア、クリーニング店等を経営したり、今日でのLablows(大型スーパーマーケット)で働いたこともあったようです。
若い頃には、一家でヘブライスクール(ユダヤ人の学校)の一角に住んでいたこともあり、
その頃のEdの夢は、「他の50人とシェアしなくても良い自分だけのバスルームを持つこと」だったというのですから、今の(多くの劇場などを持つミリオネアである)Edでは考えられませんね!
2007年7月11日、彼は多くの人に惜しまれて亡くなりました。
Honest Edのあるトロントで英語を学ぶ(笑)
DEVELOP Language Institute