リオパラリンピック | 悠々、のんびり

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夜中の番組で、リオ・パラリンピックの選手が紹介されていた。

その中に”木村敬一”という水泳の選手がいた。

彼は何でも泳ぐようだ。

ロンドンでは、平泳ぎとバタフライで銅メダル、自由形で5位入賞している。

大変な練習量をこなしている。

100mバタフライなんか1分を切る位のタイムだ。



彼は2歳の時に全盲になった。

小学生から水泳を始め、トップスイマーになった。

全盲だから、ロープにぶつかりながら、体力でロスを最小限におさえるよう鍛えている。



何かの障害をもっていることは大きなハンディではあるが、彼らが、なにか生きがいを見つけそれに向かって努力すれば健常者以上の成果を実現する。

昔、子供たちが、20歳代くらいで亡くなっていく難病にかかっているが、彼らは生きがいを見つけ精一杯の努力をしているのである。

私はボランティアで、彼らの趣味のお手伝いに行ったのだが、彼らから教えられる、学ぶことの方がよほど大きかった。

つまり、「人間の生き方」だ。

症状がかなり進んで、座っていることもままならないのだが、それでも懸命に努力する姿に心を打たれた。

時にはは彼を思い出す。