白鵬に批判 | 悠々、のんびり

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千秋楽の白鵬の相撲に批判が多い。

立ち合いの変化だ。

また、何日目かのダメ押し、にも。

つまり横綱としての品位に欠けるとか、風格を問題にしている。

まあ大相撲の世界は好きではないので、どうでもいいのだが。

理事長を選ぶのにもいろいろ駆け引きがあっていやらしい。



ところで、相撲はもちろん勝負だ。

だから勝つことが最優先なのは当たり前だ。

立ち合いの変化も反則ではない。

では何故白鵬だけ問題になるのだろう。

モンゴル人だから?

強すぎるから?

そうだ!

負けた日馬富士の方が悪い!

あれだけ簡単に土俵を飛び出した方が悪い!



松井が甲子園で全打席敬遠された時も同じだ。

作戦では反則ではない。

見ている方が面白くなかっただけだ。

それを高校生らしくない、と批判するのはどうなのだろうか?

勝ちたい結果の選択だ。

批判された方がかわいそうだ。



白鵬は横綱らしくない相撲を取ったかも知れないが、琴奨菊にはもっとはるかにがっかりしたはずだ。

あんなに優勝のお祝いばかりしていて肝心の綱取りの場所にガタガタに崩れた。

そっちを問題にしないと、日本人横綱はまだまだ先だろう。

モンゴル人の方が、相撲に真面目に取り組み、真面目に稽古をして、一生懸命なのは結果が明らかだろう。



モンゴル人を批判するのではなく、見習ったり、ほめたり、が必要だ。