アマとプロの垣根がなくなりつつある。
陸上競技や他のスポーツでも、もはやプロもアマもない。
囲碁の世界は、プロ制度があり、プロにならなければ各種棋戦に出場できない。
他の競技よりプロとアマの差が大きいと言われている。
所が、「囲碁棋聖戦」というトップの棋戦では、アマが出場できることになった。
棋聖戦はS、A、B、C の各リーグ戦を戦う。
それぞれ6人、8人、16人、32人。
ところがCクラスにはいるためには約400人のプロによる予選トーナメントを戦う。
そのCクラスにアマ4人が参加できることになった。
一番下のCクラスからでも優勝が可能である。
アマが優勝することは限りなくゼロに近い。
しかしどの程度戦えるか楽しみである。
アマチュアが優勝した場合の賞金はどうなるのだろう。
まあ、実力の世界だからアマもプロもない。
勝った者が強く、負けた者が弱いだけだ。
文字通り、黒白が付くわかりやすい種目だ。
判定とか、不正とか、不純なことが入り込まないところがイイ。
楽しみな試みである。期待。