このような日本語はあるか知らない。
「ヒカルの碁」を見る回数だ。
すでに4,5回見ている。
そして今回また見ている。
全部でDVD15枚、1枚に約2時間、5話ずつ入っている。
子どもの時からマンガは殆ど見なかった。
テレビもマンガはあまり興味が無かった。
ところが、一つだけ、本当に一つだけ好きなのが「ヒカルの碁」だ。
宮本武蔵や三国志など読みだしたら一気に最後まで読んでしまう本と同じように。見出したら最後まで見たくなるのが「ヒカルの碁」である。
本当に不思議なマンガである。
しかもこのマンガが出て10年余りたち、その時「ヒカルの碁」をみた子供がプロをめざし実際にプロ棋士になったものもいる。
碁を知らないオバサンにまで人気があった。
いま、5度目(6度目?)を見だして、今回も一気に最後まで見てしまった。
全部で30時間もあるので、1日と言う訳にもいかず、4日くらいかかるが。
本因坊秀策は約150年も前の棋士であるが、秀策が現代の定石を学んだら現代のトッププロに引けを取らないという設定は、案外事実だ。
300年余前の道策も現代のトッププロに引けを取らないだろう。
そういう風に考えると、囲碁は300年もほとんど進歩をしていない。
何とも愉快だ。
私は、最強の棋士は今ちょうど100才の呉清源の全盛時代と思うが、呉清源とて完璧ではない。
囲碁の進歩は、桁はずれのy天才が現れるか、スーパーコンピューターか。
何れにしろ、生きているうちに結論は出ない。