地元の美術館「宮本三郎美術館」「本陣記念美術館」 | 悠々、のんびり

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小松市にある美術館へ行った。

まず「宮本三郎美術館」だ。

宮本三郎は地元出身の洋画家。1905-1974

「女性」「裸婦」「花と静物」「風景」を描き、かなりの大作もある。

風景は大作が多くなかなか見応えがある。



次に、すぐ近くにある「本陣記念美術館」へ行った。

本陣甚一氏は、2008年に亡くなったが104才だった。

地元銀行の頭取を長く務め、相談役として90才を過ぎても毎日銀行に行った。

その本陣家が900点くらいのコレクションを小松市に寄付してできた美術館だ。

建物は、黒川記章が設計している。

東山魁夷や前田青邨らの日本画や浅蔵五十吉らの九谷焼が中心らしいが、訪れたときは、蒔絵や沈金の漆工芸が中心の展示だった。

江戸時代前期からのものがあり、貴重な作品ばかりだ。



地元は美術工芸では非常に盛んな土地柄であり、作家も多い。

世に出る前に、若い作家の作品を手に入れたいものだ。