会見以降、圧倒的に小保方非難の声だ。
科学者でもない人が「科学者なら普通の”ねつ造”や”改ざん”とは違う」
「証拠を示せ」
「STAP細胞の存在より論文が間違っているのだからSTAP細胞は二の次だ」
特にTVの各局のコメンテーターもほとんど、小保方に批判的だ。
「理研」も調査は十分と反論した。
絶対に小保方一人の責任にして終わらそうとしている。
そもそも独立行政法人の特定国立研究開発法人化を目指していたらしいから、積極的な広報活動に小保方を利用したのは「理研」ではないのか。
分からないのは、今問題はSTAP細胞の存在ではなく、論文の問題だけだという。
論文の問題なら共同執筆者もいるし論文の構成や指導をした上司もいるのに、何故小保方一人が問題なのか。
確かに小保方は論文に関してはミスが多かったかもしれないが、不注意・不勉強・未熟と何度も謝罪している。
論文は理研や共同執筆者とともに出したものだろう。
そういう場合は普通は連帯責任のハズだ。
証拠を示せなかったというが、200回も成功した、条件さえ整えばやって見せると言っているのに、何故たった1回の記者会見で、くだらない質問が多いなかでどうして完璧な回答ができるだろうか。
作製方法も論文で発表したいと言っているのに、会見の場で示せなかったからねつ造であると言う。
会見でよくわかったことは、小保方は科学者としては欠陥科学者かもしれないが、医学の進歩に多大な貢献をするかもしれない可能性を持っているのではないだろうか。もし、それも違うかもしれないが、あまりにも皆急ぎ過ぎだ。
欠陥のある天才なんてよくある話だ。
急いで小保方を葬り去るのはもったいない。
「理研」は早く幕引きを考えているから、再調査を拒否しそうだが、それだと「袴田事件」と同じだ。
その前に小保方が「理研」に見切りをつけハーバードでも行って研究を続けてもらいたい。