”本音と冗談”の前に”本音と建前”と言う言葉がある。
どうも日本人的というか日本人特有の感覚なのかもしれない。
「本音」でなぜ話さないか。
「本音」で話すことは、少なくとも自分に正直なことだろう。
ではなぜ「建前」で話すか。
経験的に「本音」で正直に話すと、”損”をすることが多く、仕方なしに「建前」で話し、相手に、皆に合わせたような意見になるのだろう。
私はほとんどその使い分けができない。常に「本音」でしか話さない。
だから失敗も多い。
例えばメガバンクへ行った。正直に「こんなに複雑になったのは、あなたの責任でしょう」とやってしまう。
相手はお客様だ。
相手も、一緒に行った仲間もびっくりする。
でも、私の言うことは正しい。
所が、日本ではそれを言うことは正しくないと思われる。
私の場合、こんなことはよくあるので、仲間は警戒しているようだ。
なるべく話さないようにと釘を刺されることもある。
”本音と建前”は使い分けることはできないのだが、”本音と冗談”も困ったことがしょっちゅうだ。
”本音と建前”と違い、”本音と冗談”は非常によく使うし、これは「冗談」と思いながら話しているのだが。
私の場合、「本音」も「冗談」も自信たっぷりに話すので、聞く方はみな「本音」に聞こえるらしい。
しまった!また「本気」に思われてしまった!
これがとても多い。
つい口がしゃべってしまうので直らない。
なるべく話さないようにしよう。