思い出の街(13)「ミュンヘン、ハンブルク」 | 悠々、のんびり

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ドイツでは、ミュンヘンとハンブルクへ行った。

ミュンヘンはドイツの南部、ハンブルクは北部に位置する。

趣はかなり違う。

ミュンヘンに関しては、建物がとか文化がとかという記憶があまりない。

ミュンヘンでは、朝の電車に乗ると、非常に几帳面な感じがした。

ヨーロッパの他の国では、まずおしゃべりな人が多く、真面目なかんじがしたのがミュンヘンだ。

日本では、最近は電車の中は、寝ているか、携帯を使っているか、新聞を読んでいるか、という人が多くミュンヘンでかんじた真面目さはほとんどない。

どちらかというと、日本人は一言でいうと”疲れている”。

ドイツ人で、日本に来た人と話す機会があり、感心したのはとても高度な話になって、ついていけなかった記憶がある。工学の分野で相当進んでいると感じた。

食べ物では、何をたのんでもジャガイモ(ポテト)がよく出てきた。

ハンブルクにはエルベ川が通っている。チェコからドイツを通る川だ。

ハンザ同盟の1都市だったことが思い出される。

港湾都市だった名残か、ハンブルクはアムステルダムとならんで「飾り窓」がある一角があって有名な街だ。

道から窓越しに客のいない部屋は、女の人が見えることになる。

ところが、照明もそんなに明るくないので、はっきりわからないし、そもそもドイツ人かどうかも分からない。本当に若いかどうかもはっきりしない。

なんとも怪しげな一角が残っているものだ。

という訳で、ミュンヘンではドイツ人の几帳面さ、ハンブルクでは多分観光客相手の文化らしいというより、怪しいことが記憶に残る街であった。