定年延長の話。
定年が延長される会社は良い。
でも、まだ少ないのではないだろうか。
それか、条件が大幅に悪くなって、55歳くらいから給料が半分以下位に減らされ、仕事も培った業務ノウハウも生かされないでただ会社にいるだけ、という待遇になってしまうケースもあるらしい。
大きなグループ会社を構成しているところでは、定年者を受け入れるための会社が数多く存在する。それでも仕事も待遇面も似たように劣化する。
また、明らかに力関係に差のある会社へ圧力をかけ、定年者の受け入れをコンスタントに実施している、全く公務員の天下りの構造と同じことをしている場合も多く存在する。
運よく、自分で交渉して仕事を得る場合ももちろんあるが、待遇面ではやはり悪くなる場合が多い。
で、もっと若いうちから独立して自分で生きる道を選ぶという方法。これはリスクが大きいが、こういうチャレンジがどんどんできる世の中になっていくべきだろう。
今はまだ、大きな傘の下が楽に決まっている。
年金の受給と定年の訪れとギャップがあり、しかも年金も少ないため、老後の悠々自適という生活は送れそうもない。