データ古いです。

・洋芝
・4コーナー奥からのスタート。最初のコーナーまで約380m
・コーナー4回
・カーブが広く緩やかで、コーナリングしてる距離が長い
・ほんの少し高低差はあるけど、概ね平坦
・最後の直線
Aコース 266.1m
Bコース 267.6m
Cコース 269.1m
▽ラップタイム
札幌記念
G2 芝2000m 3歳上オープン 定量
2019
2:00.1 良 14頭
12.6 - 11.0 - 12.5 - 12.0 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.2 (36.1-36.1 M)
1着1ブラストワンピース 9-9-8-6 34.9
2着10サングレーザー 3-3-4-2 35.6
3着9フィエールマン 9-9-10-9 34.9
2018
2:01.1 稍重 16頭
12.5 - 10.4 - 11.5 - 12.1 - 12.6 - 12.4 - 12.0 - 12.6 - 12.5 - 12.5 (34.4-37.6 H)
1着2サングレーザー 7-7-7-9 36.8
2着5マカヒキ 15-14-13-11 36.4
3着15モズカッチャン 16-16-16-14 36.0
2017
2:00.4 良 13頭
12.7 - 11.0 - 11.7 - 13.0 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 12.0 (35.4-35.7 S)
1着1サクラアンプルール 6-7-6-6 35.0
2着2ナリタハリケーン 11-10-9-8 34.7
3着3ヤマカツエース 6-5-5-4 35.4
オールスターJ 第2戦
3歳上1600万 定量
2019
2:02.4 稍重 14頭
12.8 - 11.6 - 12.3 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 13.4 (36.7-37.5 M)
1着11ウインイクシード 2-2-2-2 37.4
2着10リリックドラマ 1-1-1-1 37.6
3着3ゴールドフラッグ 12-9-8-8 37.1
HTB賞
3歳上1000万 定量
2020
2:01.3 良 10頭
12.8 - 11.7 - 12.4 - 12.9 - 12.8 - 12.2 - 11.4 - 11.8 - 11.7 - 11.6 (36.9-35.1 S)
1着7レッドアルマーダ 1-1-2-1 35.1
2着1ダディーズトリップ 3-3-6-5 35.3
3着2フジノロケット 7-5-10-10 34.9
利尻特別
3歳上500万 定量
2020
2:00.6 良 8頭
12.8 - 11.3 - 12.4 - 12.9 - 12.5 - 12.2 - 11.3 - 11.7 - 11.7 - 11.8 (36.5-35.2 S)
1着4マイネルソラス 6-5-3-2 34.9
2着5ダノンセレスタ 7-7-7-6 34.7
3着3クロスザルビゴン 7-7-7-8 35.2
展開
まんまるに近いふんわりしたゆるやかカーブをぐるーっとまわるコース。
スタートしてすぐにスタンド前通過。最初のカーブまで約380mの平坦直線。
2F目の途中から1コーナーに差し掛かる。
それまでに位置を確保しておきたい。特に先行馬などは、そうしなければいきなり外外を回る羽目にもなりかねない。
2018年の札幌記念では、出ムチを入れて先団に付けていた馬もいた。
重賞ではそのくらい最初の位置の確保は大事。
出ムチによってスタート12.5-10.4の急激なスピードアップに対応しなくてはならなくなり、ズブいタイプには厳しいレースに。
スタートで、ここまであわてなくてもいいのが後方待機組。
特に札幌記念のようにメンバーが揃うと前の馬の消耗は避けられない。
そうして差し勢に展開が向くケースもよくある。
札幌記念では素早く位置を取り、1-2コーナーを縦長でコーナリングする。
最初のカーブのところは
・先が長いしここでスピードを緩める
・または、ある程度のスピードで進出する
など、意識的に調整しているように見える。
あと
・レースの内容は上のクラスのほうがタフ
・それなのにクラスによる走破時計の差はあまりない
と気付いた。
ペースはスローミドルハイペース、どの流れもある。
ペース問わず共通している部分は、
スタートから5F目までの間に、スピードを緩めようと思えば緩めることが割と容易なコース形態なので
脚を溜めやすく、上がり上位の成績が良いほう。
その上がり上位が、どの位置から出るかというのが
前半5Fのペースによって変わってくる。
・追い込み勢から上がり最速
12.5 - 10.4 - 11.5 - 12.1 - 12.6 - 12.4 - 12.0 - 12.6 - 12.5 - 12.5 (34.4-37.6 H)
1着2サングレーザー 7-7-7-9 36.8
2着5マカヒキ 15-14-13-11 36.4
3着15モズカッチャン 16-16-16-14 36.0
さっき書いた出ムチのレース。前壊滅
・途中まで先行していた馬が最速
12.8 - 11.7 - 12.4 - 12.9 - 12.8 - 12.2 - 11.4 - 11.8 - 11.7 - 11.6 (36.9-35.1 S)
1着7レッドアルマーダ 1-1-2-1 35.1
2着1ダディーズトリップ 3-3-6-5 35.3
3着2フジノロケット 7-5-10-10 34.9
向正面でひと息入れてから仕掛ける展開だったので、L4Fの追い比べになった。
これを踏まえると、通常なら有利な脚質は
「馬群のやや外目追走で、速い末脚を長く使える差し馬」
ただし前の馬は(条件さえ揃えば)自身を有利にすることが出来そう。総体的には先行~差しってことになるのかな?
・前有利な展開の一例
12.8 - 11.6 - 12.3 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 13.4 (36.7-37.5 M)
1着11ウインイクシード 2-2-2-2 37.4
2着10リリックドラマ 1-1-1-1 37.6
3着3ゴールドフラッグ 12-9-8-8 37.1
このレースは
「スタート直後のスピード変動を少なくしている」
「向正面で一貫したラップで流れて後続に脚を使わせている」
ことで先行有利になった。
前の馬はスタートから向正面までの区間で馬への負担を減らすことと、掛からないことが大事なポイント。
▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載無しはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ミスプロ系
ナスルーラ系
トゥールビヨン系
札幌記念
2019
1着 父ハービンジャー(ダンジグ系) × キングカメハメハ
2着 ディープインパクト × Deputy Minister(ヴァイスリージェント系)
3着 ディープインパクト × Green Tune(ニジンスキー系)
2018
1着 ディープインパクト × Deputy Minister(ヴァイスリージェント系)
2着 ディープインパクト × フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)
3着 ハービンジャー(ダンジグ系) × キングカメハメハ
2017
1着 キングカメハメハ × サンデーサイレンス
2着 キングカメハメハ × サンデーサイレンス
3着 キングカメハメハ × グラスワンダー(ロベルト系)
オールスターJ 第2戦
2019
1着 マンハッタンカフェ × ボストンハーバー(ボールドルーラー系)
2着 ステイゴールド × シングスピール(サドラーズウェルズ系)
3着 ステイゴールド × メジロマックイーン(パーソロン系)
HTB賞
2020
1着 ロードカナロア × ゼンノロブロイ
2着 ドリームジャーニー × デインヒル(ダンジグ系)
3着 ジャングルポケット(グレイソヴリン系) × ネオユニヴァース
利尻特別
2020
1着 ゴールドシップ × ロージズインメイ(ヘイロー系)
2着 ハーツクライ × Jump Start(ボールドルーラー系)
3着 フェノーメノ × キングカメハメハ
▽向いていそうな血統
・キングカメハメハ × サンデーサイレンス(系)
・ステイゴールド産駒
・前半のペースが速い時はディープインパクト × ヴァイスリージェント系、またはダンジグ系産駒
データ古いので血統傾向は変わっている可能性があります。
▽まとめ
・コーナー4回。スタートから最初のカーブまで約380m。
・コーナリングしてる距離がとても長い。
・スタート後にスタンド前を通る平坦コース。
・位置取りは素早くしたい。とくに多頭数や重賞などで前に行く馬。
・1-2コーナーは縦長。
・上がり上位の成績は悪くない。上1位は勝ちきるまでは疑問だけど2着や3着にけっこういる。
・「ラスト800m(4ハロン)地点から大きく加速する展開」が中心。
・距離適性はマイラーから長距離実績馬まで幅広い。
・クラスによる時計の差は少ない。
・有利そうに見える馬 →(重賞)掛からないタイプで馬群のすぐ外目を追走していて、速い末脚を長く使える差し馬。
(重賞以外)上がりの速い先行~差し。
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