2019年の記事です。

左まわり






▼形態
・1.2コーナー中間の奥からスタート
・最初のコーナーまでは200m程しかない
・コーナー3回
・最後の直線は412.5m

スタートして100mほど軽く下る。
それから上り坂。向正面中ほどで坂の頂上を迎えるとすぐに下り坂。
最後の直線に入って80mくらいの最深地点まで下りが続き、下りきるとすぐさま勾配2%の急坂を駆け上がる。
坂を上ってもゴールまで更に200mほどの直線(ゆるやかな上り坂と、平坦)がある。

勾配は
スタート → 軽く下り → ゆるやかな上り坂 → 長い上り坂 → 3-4コーナーは長い下り坂 → 急坂(上り) → ゆるやかな上り坂 → ゴール平坦
となる。



重賞は中京記念(G3)のみが開催される。
リステッド競走はない。






▼ラップタイム

中京記念
2018年 1:32.3良
12.1 - 10.7 - 11.0 - 11.5 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 12.0  (33.8-35.3 H)
1着16グレーターロンドン 8-11-11 34.1
2着12ロジクライ  4-4-4  34.9
3着4リライアブルエース 13-13-15 34.2

2017年 1:33.2良
12.4 - 11.1 - 11.2 - 11.6 - 12.1 - 11.3 - 11.3 - 12.2  (34.7-34.8 M)
1着3ウインガニオン 2-2-2  34.8
2着6グランシルク 8-8-9  34.4 
3着15ブラックムーン 16-15-15  33.9

2016年 1:33.6良
12.3 - 11.4 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 11.2 - 11.5 - 11.9  (35.5-34.6 M)
1着13ガリバルディ 14-13-13  33.6
2着7ピークトラム 3-3-3  34.4
3着12ケントオー  14-16-16  33.6

2015年 1:33.4良
12.5 - 11.2 - 11.0 - 11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.6 - 12.2  (34.7-35.2M)
1着6スマートオリオン 2-3-3  35.1
2着1アルマディヴァン 13-11-11  34.5
3着10ダローネガ  10-9-11 34.6

2014年 1:37.1稍重
12.5 - 11.2 - 11.8 - 12.2 - 12.4 - 11.7 - 12.2 - 13.1  (35.5-37.0H)
1着15サダムパテック 11-11-13  36.1
2着14ミッキードリーム 9-7-10  36.3
3着8マジェスティハーツ 13-11-10  36.3

ハイペース      2回
前傾ミドル      1回
後傾ミドル      1回
前後差なし      1回

逃げ                  0頭
4角5番手以内 5頭
上がり最速      3-0-1-1

ラップデータめちゃくちゃ古いため、傾向変わってるかもしれない。




▼展開

中京記念は1600mになって以降、逃げ馬が馬券圏内にいない。
(2番手追走はいる)
って書いてたら2022年と2023年は逃げ馬が1着になった。

平場のレースでは、ちょくちょく逃げ粘りもあるのに。
※2021年京都金杯も逃げ馬が3着


2ハロン目と3ハロン目のスピードの差が少なくて、途中から11秒後半かその前後で流れてるんだから
たしかに前有利になりやすいよね(※後付け)




・逃げ馬が連対した時
新馬戦12.6 - 12.3 - 12.1 - 12.6 - 12.4 - 12.1 - 11.1 - 11.4 (37.0-34.6 S)
3上1勝12.4 - 11.6 - 11.8 - 11.5 - 11.8 - 11.3 - 11.2 - 11.8 (35.8-34.8 S)

・中京記念
12.1 - 10.7 - 11.0 - 11.5 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 12.0  (33.8-35.3 H) 逃げ16着
12.4 - 11.1 - 11.2 - 11.6 - 12.1 - 11.3 - 11.3 - 12.2  (34.7-34.8 M) 逃げ11着

上2つはスロー、下2つは重賞なだけに前半から締まったスピード。


通常なら中京芝1600は全体の時計が掛かりがちだけど、中京記念は野芝開催。良馬場なら速くなりやすい。



スタートから最初のカーブまで200mしかないコースだから
インがごちゃごちゃする事もありそう。

そんな時に、多頭数の重賞となると
好位置を取っていくには騎手の腕とか、コース慣れしてたりとかも必要になる。枠も影響あるかも。



あと中京記念で目立つのは差し追い込みの台頭。
たとえば前のうまが残っていて、相手が外差しという決着もある。

中京記念じゃなくても、インがごちゃごちゃするようなケースになると外差しが侮れない。






▽有利かも知れない血統
ディープインパクト × ダンジグ系などのノーザンダンサー系、ミスプロ系、ボールドルーラー系など


血統はいろいろ来てて
ロベルト系やTourbillon系なども上位にいた
血統の影響は少ないコースなのかな

タフなコースで、ラストにスピードも必要な展開になった時に
向いているのはダイワメジャー産駒などかな?


あと、血統をざっと見たイメージでは

馬の実績が例えば1600m中心だとしても
血統では2000mはこなせるようなタフさがあったほうが良さそう。





▽まとめ

・コーナー3回。スタートから最初のカーブまで200mくらいしかない。
・ラストの直線は412mと長い。
・フルゲートは16頭。
・スタートは慎重ではあるものの、中京記念では位置取りが忙しく、2F目が急激に速くなりがちで、2-3Fのスピードの違いはそれほど大きくない。
・多頭数では最初のカーブで既に内側がごちゃついているようなケースもあるはず。
・下級条件、特に若駒のレースでは、スタートから向正面までの一連の動作がゆっくりな事が多いので、前残りも見られる。
・全体の時計が掛かりやすく、タフなコース。(夏は除く)
・向いているかも知れない馬 →道中で脚を残しつつ進出して、ラストの直線はごちゃつかない位置にいる馬。
流れる展開が中心なので、中距離も行けそうなタイプのスピード持続型。




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