正面直線、真ん中より4コーナー寄りの辺りからスタート。
ゴール板を過ぎたあたりから下り坂になる。
2コーナーの途中に最深地点まで下り、すぐに上り坂にさしかかる。
3～4コーナーの境目あたりの坂の頂点まで、緩やかな上り坂を延々上っていく感じ。
4コーナーから最後の直線の真ん中あたりまでゆるっと下り
ゴールは平坦。
最後の直線は262.1mしかない。
重賞はこれまで行われていなかったけど、今年はクイーンステークス(G3 札幌芝1800m)がこちらで開催される。
オープンクラスのレースでは巴賞がある。
▽ラップタイム
※時間の都合で、2レースだけ記載します。
巴賞
3歳上オープン 別定
2021年
1:48.0 良
12.6 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 11.6 - 11.3 - 12.3 (37.2-35.2 S)
1着１サトノエルドール 56ルメール 9-9-3-3 35.0
2着10マイネルファンロン 57丹内 2-2-2-2 35.1
3着９ナイママ 56黛 4-5-6-4 34.9
2020年
1:47.9 良 10頭
12.6 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.5 - 11.9 (36.9-35.0 S)
1着４トーラスジェミニ 56木幡育 1-1-1-1 35.0
2着３ミラアイトーン 57横山和 2-2-3-2 34.9
3着８カリビアンゴールド 54藤岡康 2-2-2-2 35.1
これまでのレース内容としては、
「スタート後の下り坂の部分でゆっくり進み、後半は早めから進出していく」
というものが多く、上記2レースも同様の内容だった。
位置取りがゆったり出来ているのは、頭数が少ないのもあるかな。
この内容では言わずもがな、4コーナーで先団に付けているほうが有利になる。
直線およそ262mなので
差すにしても早めから脚を伸ばして位置を上げておきたいはずだもんね。
重賞は初めて行われるので、この流れになるかというと
ちょっと分からない。
牝馬は、前半で多少乱ペースになってもけっこう平気だったりするイメージ。
例えばNHKマイルカップは前半3Fのペースのうち、1Fごとのペースの上げ下げが激しいことがあるけど、そういう時に強い牝馬がきっちり連に絡んでいたような記憶がある。多分。
今年のクイーンステークスは12頭立てなので、例年の巴賞のような「前半ゆったり、中盤からジワジワ動く」ペースのままの可能性もなくはない。
でも逃げ馬複数いるし重賞なので
前半そんなにゆったりしてないバージョンも考え得るんだよね。
ＳＭＨで言うとミドルペースとか。
1コーナー下り坂だからハイペースもあるかも。
そうなったときは
・後ろの馬がジワジワ進出しづらくなるので、逃げ馬が力上位ならその逃げ馬が有利。
または、
・前に厳しい流れになり、差しが浮上。先行ならパワーのあるタイプ。
の、どちらかかなぁと思う。
コース形態上、過去ラップを漁ればハイペースの例とかも必ず出てくるはず。
でも時間がないので想像で書いてます。
▽まとめ
基本の展開は上記したように「スタート後の下り坂の部分でゆっくり進み、後半は早めから進出していく」。
この場合は前後の時計差がけっこう大きいスローペースになるケースもある。4コーナーまでに位置を上げておき、4コーナーの軽い下り坂を利用して引き離すような競馬が理想。
先行またはジワジワ捲っていく競馬が出来るタイプが良さそう。
ただしスタンド前発走な上に1コーナーが下り坂なので
逃げ馬の性格などによってはミドル、ハイペースにもなりやすいはず。
そうなった時は中盤で流れる展開になり
差し勢が早めからジワジワ上がっていくような競馬はしづらく、ラストは大きく時計が落ちる展開が思い付くので
流れるペースのほうが好きな逃げ馬だったり、力が上位だったりなら自身の残り目もあるかも知れない。
差しなら上がり上位がいいかな。中盤で流れた時にラストは必然的に時計が緩むので、そこでしっかり脚を伸ばして行ける馬。
洋芝100%だし
2コーナーから4コーナーにかけてずっと長い間、ゆるやかな坂を上っていくコースなので
パワーも必要だし、精神的なタフさも必要だと思う。
なので掛かっていては大変かも。掛かっているのが通常の状態の馬なら分からないけどね。
有利そうに見える馬→ 展開に左右されないタイプで、ラストはしっかり脚を伸ばせる馬。先行力がある馬。
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