馬場を一周する。
正面直線の4コーナー付近からスタート。コーナー4回。
スタートから1コーナーまでは375mの長い直線、途中に上り坂がある。
2コーナー付近で坂を上りきり、2コーナー出口の辺りから
急な下り坂+長く緩やかな下り坂。
最後の直線は308m。途中から高低差2.4mの上り坂。
コース全体の高低差は約4.5mあり、アップダウンが激しい。
▽ラップタイム
マーチステークス
2019
1:52.3 良
12.7 - 11.4 - 12.9 - 12.9 - 12.6 - 12.1 - 12.4 - 12.3 - 13.0 (37.0-37.7 M)
1着10サトノティターン 12-12-13-12 36.6
2着12ロンドンタウン 6-5-4-4 37.6
3着11リーゼントロック 3-3-3-2 37.7
2018
1:52.1 良
12.4 - 11.5 - 12.5 - 12.9 - 12.4 - 12.6 - 12.6 - 12.4 - 12.8 (36.4-37.8 H)
1着8センチュリオン 4-4-3-3 37.6
2着14クインズサターン 9-9-6-7 37.4
3着4ロワジャルダン 3-3-3-4 37.7
2017
1:52.0 稍重
12.7 - 11.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.5 - 13.8 (36.6-38.6 H)
1着4インカンテーション 3-3-5-3 38.3
2着15ディアデルレイ 3-3-2-3 38.6
3着5アルタイル 11-11-12-9 38.1
総武ステークス
2020.3.08
4歳以上オープン 別定 1:52.9 重
12.7 - 12.2 - 13.0 - 13.2 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 12.9 (37.9-37.2 M)
1着7メイショウワザシ 1-1-1-1 37.2
2着11ハヤヤッコ 7-8-6-5 36.9
3着9ゴライアス 2-2-2-2 37.5
アレキサンドライトS
2020.1.25
4歳以上3勝クラス 定量 1:51.6 良
12.4 - 11.9 - 12.2 - 12.3 - 12.0 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 13.4 (36.5-38.5 H)
1着2フィードバック 2-2-2-2 38.2
2着10メイショウササユリ 9-8-7-7 37.9
3着8ブライトンロック 16-16-14-10 37.1
パッと見た印象としては、良馬場では本当にタフだなぁと。
道中12秒台がダラダラ連続している。これといった加速ポイントも無い。
雨で馬場が悪化した時は地盤も固まり、12秒前半の軽快なラップで流れて行けるので一番走りやすそう。
スタート自体はゆっくりなんだけど、重賞では位置取りに迅速さが必要。
ラストは、上り坂にさしかかるよりも前の段階からスピードダウンしているレースもある。
前後の3Fに上り坂があることで、前後どちらも全体時計が掛かっている。
4コーナーを5番手以内で通過した馬がけっこう台頭してる。
これも、乾いた馬場でのダートレースには多く見られる傾向だよね。
2コーナーから4コーナー半ばにかけては下り坂となる。
中でも向正面(4-5F間)は急な下りになっている。この地点で加速が生じるケースもある。
主に展開の分かれる部分は、
スタートして100m付近からの上り坂
(A)ゆっくり上る
(B)部分的に勢いをつけて上る
下り坂のうち、2コーナーから向正面の間
(a)ゆっくり下る
(b)部分的に勢いよく下る
(c)速めのラップでリズム良く下る
となる。
例えば「A→b」だとこうなるし、
12.7 - 12.2 - 13.0 - 13.2 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 12.9
逆に「B→c」だとこうなる。
12.7 - 11.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.5 - 13.8
ここは中山芝コースも同様の傾向。
展開が分かれても4角5番手以内の馬が3着以内に台頭しているケースが多いことから、
中山ダート1800mは「4角5番手以内が有利」と言える。
ちなみに、同じようなラップがずっと連続するような展開は
長距離をこなせるだけのタフさが必要になるはず。
コーナーも4回あるし、落ち着いているほうがいいのは間違いない。
▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載のない場合はサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ミスプロ系
ナスルーラ系
マッチェム系
エクリプス系
マーチS 過去5年
2019
1着 父シンボリクリスエス(ロベルト系) × 母父Deputy Minister(ヴァイスリージェント系)
2着 カネヒキリ × Honour and Grory (Man O′ War系)
3着 ダイワメジャー × A.P.Indy(ボールドルーラー系)
2018
1着 キングカメハメハ × ホワイトマズル(リファール系)
2着 パイロ(ボールドルーラー系) × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
3着 キングカメハメハ × サンデーサイレンス
2017
1着 シスターミニスター(ボールドルーラー系) × Maciavellen
2着 キングカメハメハ × サンデーサイレンス
3着 カネヒキリ × Grand Slam
2016
1着 アドマイヤマックス × アフリート
2着 ホワイトマズル(リファール系) × ブライアンズタイム(ロベルト系)
3着 ワイルドラッシュ(ニアークティック系) × フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)
2015
1着 クロフネ(ヴァイスリージェント系) × サンデーサイレンス
2着 スズカマンボ × スラヴィック(ダンジグ系)
3着 ハーツクライ × ホワイトマズル(リファール系)
総武S
2020
1着 アイルハヴアナザー × マンハッタンカフェ
2着 キングカメハメハ × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
3着 ゴールドアリュール × キングカメハメハ
アレキサンドライトS
2020
1着 ブラックタイド × エンドスウィープ
2着 スズカマンボ × フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)
3着 ストーミングホーム × シングスピール(サドラーズウェルズ系)
▽有利かも知れない血統
ミスプロ系 × サンデーサイレンス(系)
ヘイロー系 × ヴァイスリージェント系
▽まとめ
・コーナー4回。アップダウンが激しく、3-4コーナーは急カーブ。
・スタート直後と最後の直線で急な坂を上るので、前後3Fの全体時計が掛かっている。
そのためパワーが必要で、もしかしたら2000m以上をこなせるくらいのタフなタイプの方が良いのかなと思う。良馬場で砂が乾いている時は特に。
・有利そうに見える馬 →前述した「4角5番手以内」以外では、下り坂を利用してジワジワ脚を伸ばしてくる差し馬の台頭も見られる。
なので、揉まれない位置から競馬が出来る馬や、自身にとって競馬がしやすい枠を引いた馬も良さそう。
馬場悪化時は速いラップで流れる展開も考えられるので、その時はスピードを持続できるタイプの先行馬。
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