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外回り。 

正面直線、4コーナーの奥からのスタート。
スタートから1コーナーまでは約430mの長い直線。

スタート後すぐに急坂を上る。
1コーナー区間の終盤付近で坂の頂上を迎え、下りに差し掛かる。

少し下り→ 平坦部分を挟む→ 急な下り→ 平坦→ 4コーナーから少し下って最深地点。

再び急な上り坂を駆け上がってゴールは平坦。

・最後の直線 310m
・最大高低差 5.3m
・最大勾配 2.24%


重賞はアメリカジョッキーズクラブカップ(G2)、オールカマー(G2)、セントライト記念(G2)が行われる。
リステッド競走はない。




 ▽ラップタイム


セントライト記念
G2 3歳オープン 馬齢
2020年
2:15.0 良 12頭
12.2 - 12.2 - 12.8 - 12.9 - 12.5 - 12.0 - 11.8 - 11.6 - 11.9 - 12.4 - 12.7
(37.2-37.0 S)
1着6バビット  1-1-1-1  37.0
2着9サトノフラッグ  7-7-6-2  36.5
3着7ガロアクリーク 3-3-3-2  37.0

2019
2:11.5 重 18頭
12.5 - 11.0 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 11.9 11.9 - 12.0 - 12.0
(35.6-35.9 M)
1着8リオンリオン  2-3-3-3  35.6
2着2サトノルークス  8-7-7-7  35.5
3着1ザダル  5-6-5-7  35.8

2018
2:12.1 良
12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.4 - 12.9 - 12.0 - 11.5 - 11.2 - 11.6 - 12.3 - 12.6
(35.6-36.5 S)
1着4ジェネラーレウーノ 2-2-2-2  35.2
2着15レイエンダ  10-9-9-7  35.6
3着2グレイル  13-13-13-13  34.3

AJCC
G2 4歳上オープン 別定
2020年
2:15.0 稍重 12頭
12.8 - 12.0 - 12.9 - 12.3 - 12.4 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 12.5
(37.7-36.7 S)
1着11ブラストワンピース 4-4-5-3  36.1
2着10ステイフーリッシュ 2-2-3-2  36.5
3着2ラストドラフト 7-8-7-8  36.3

2019
2:13.7 良 11頭
12.5 - 11.5 - 12.7 - 12.6 - 12.9 - 12.8 - 12.4 - 11.7 - 11.8 - 10.9 - 11.9
(36.7-34.6 S)
1着8シャケトラ  4-5-4-3  34.2
2着4フィエールマン 6-6-6-6  34.0
3着10メートルダール 7-8-6-6  34.1

2018
2:13.3 良 11頭
12.8 - 11.2 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 11.8 - 12.1 - 12.1
(36.3-36.0 S)
1着7ダンビュライト 2-2-2-2  35.4
2着3ミッキースワロー 9-9-3-3  34.8
3着9マイネルミラノ 1-1-1-1  36.4

オールカマー
G2 3歳上オープン 別定
2019年
2:12.0 良 10頭
12.6 - 11.2 - 12.8 - 12.6 - 12.6 - 12.2 - 12.2 - 11.8 - 11.2 - 11.0 - 11.8
(36.6-34.0 S)
1着9スティッフェリオ 1-1-1-1  34.0
2着1ミッキースワロー 9-9-8-8  33.4
3着4グレイル  7-7-8-5  33.6

2018
2:11.2 良 12頭
12.6 - 10.6 - 12.7 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 11.9 - 11.8 - 11.5 - 12.0
(35.9-35.3 S)
1着7レイデオロ  8-8-8-8  34.3
2着1アルアイン  2-2-2-2  34.9
3着2ダンビュライト 6-6-6-9  34.9

2017年
2:13.8 良 17頭
12.8 - 11.7 - 13.2 - 12.9 - 12.5 - 12.5 - 12.1 - 11.3 - 11.2 - 11.6 - 12.0
(37.7-34.8 S)
1着6ルージュバック  4-4-4-3  33.9
2着8ステファノス  4-6-5-3  33.9
3着9タンタアレグリア  7-7-8-5  33.6


上記のセントライト記念やオールカマーは野芝開催なので時計が速い。
それ以外はオーバーシード。全体の時計が掛かっている。

※2023年9月18日現在は、良馬場ではあるけれど含水率が高い。見た目よりもパワーが必要になるような馬場かも知れない。




▽展開

前半がゆっくりで、後半に加速がある(すごく小さい加速も含む)。
それなのに
前後3Fの時計差があんまり大きくないんだよね。
正面直線の急坂を前半と後半で合計2回上るのでタフなコース。

結論から言うと中盤で息が入ってラストで加速する展開が、このコースではとても多い。
とはいえ中盤は向正面の下り坂の部分だから、スイスイ走っていくようなケースももちろんあるけど、頻度はあまり多くない。


前半は
35秒後半~37秒後半とゆっくりな傾向。

スタートして180mほどから急坂を上るので、基本的に前半3Fの時計は要するコース形態。
試しに前半を4Fに換算してみたけどやっぱり時計がかかっている。



スタンド前の急坂を上った後、ゴール板付近の平坦を挟み
2コーナー手前まで再び上り坂となる。
1コーナーは出来るだけ距離損を避けたいところ。
見た限りの感覚として言うと、内がいい時の芝コンディションでは特に、1コーナーまでに位置をキープ出来ないと後々響くような気もする。

なので2F目は、上り坂ではあるものの勢いをつけて早めの位置取りをしている。

野芝開催
12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.4 - 12.9 - 12.0 - 11.5 - 11.2 - 11.6 - 12.3 - 12.6
オーバーシード
12.5 - 11.5 - 12.7 - 12.6 - 12.9 - 12.8 - 12.4 - 11.7 11.8 10.9 11.9

野芝とオーバーシードでは前半と後半の時計の速さに違いが見られる。レースの展開内容は一緒。



スタート後が上り坂となる他場のコースは中京芝2000mなども該当する。
中盤で息が入りやすかったりと、展開面でも似たケースがけっこうある。

ただ、中山芝2200mのほうが位置取りが忙しくなりそうなことと、直線が短いので後半の加速開始部分が早いという違いがある。




▽中盤
坂を下っていることが多い部分なので、慎重に下るか軽快に下るかはレースによって変わりやすい。
それに伴って、後半で加速開始する位置や上位脚質にも影響する。

「走ってみないと全くわからないコース選手権」があれば優勝候補は圧倒的に中山の下り坂に違いない。
2位候補は福島芝の中盤かな。(私調べ)


前述したように、中盤でスピードが緩むことが多い。
12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.4 - 12.9 - 12.011.5 - 11.2 - 11.6 - 12.3 - 12.6
12.6 - 11.2 - 12.0 - 11.6 - 12.1 - 12.4 - 12.011.8 - 12.0 - 11.8 13.0

大きく緩める時もあれば、ほんの少しだけ緩める程度で流れていくこともある。

ちなみに、スピードを緩めてからの加速という展開内容は
「THE・中距離」といったレース展開。

なので中距離のスペシャリストは、やっぱり強い。


下級条件だと、もっと慎重に坂を下るレースもあるかも知れない。
中盤までゆったり流れるような展開なら、当然ラストでは速い脚が必要になってくる。




▽脚質

上位けっこうバラつきがあるものの、
パッと見、どのパターンでも上位に食い込んでいたりするのが4角5番手以内の馬。


上がりの速い差し馬(4角後方)もよく絡んではいるけど、届かない展開もあったりするんだよね。

例)
12.8 - 11.7 13.2 - 12.9 - 12.5 - 12.5 - 12.1 - 11.3 11.2 11.6 - 12.0
1着6ルージュバック  4-4-4-3  33.9
2着8ステファノス  4-6-5-3  33.9
3着9タンタアレグリア  7-7-8-5  33.6
前半マッタリしてたので上がり上位が追い込み勢から出たけど、
マッタリ行けた事で前の馬もシッカリと加速しているので、後ろからでは届かない。


なので、多くの展開パターンで連に絡み得るのは4角5番手以内のほうかなと思う。
直線で前が壁になることもない。






▽血統

色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載なしはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ナスルーラ系
ミスプロ系
パーソロン系
エクリプス系

「父×母の父」で記載

・野芝開催
セントライト記念
2020年
1着 ナカヤマフェスタ × タイキシャトル(ヘイロー系)
2着 ディープインパクト × Not For Sale(グレイソヴリン系)
3着 キンシャサノキセキ × Kingmambo
2019年
1着 ルーラーシップ × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
2着 ディープインパクト × サドラーズウェルズ
3着 トーセンラー × Lemon Drop Kid
2018
1着 スクリーンヒーロー(ロベルト系) × ロックオブジブラルタル(ダンジグ系)
2着 キングカメハメハ × シンボリクリスエス
3着 ハーツクライ × ロックオブジブラルタル(ダンジグ系)

オールカマー
2019
1着 ステイゴールド × Mtoto(Blandford系)
2着 トーセンホマレボシ × ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
3着 ハーツクライ × ロックオブジブラルタル(ダンジグ系)
2018
1着 キングカメハメハ × シンボリクリスエス
2着 ディープインパクト × エッセンスオブドバイ(ボールドルーラー系)
3着 ルーラーシップ × サンデーサイレンス
2017
1着 マンハッタンカフェ × オーサムアゲイン(ヴァイスリージェント系)
2着 ディープインパクト × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
3着 ゼンノロブロイ × Stuka

・オーバーシード開催
AJCC
2020
1着 ハービンジャー(ダンジグ系) × キングカメハメハ
2着 ステイゴールド × キングカメハメハ
3着 ノヴェリスト(Blandford系) × ディープインパクト
2019
1着 マンハッタンカフェ × シングスピール(サドラーズウェルズ系)
2着 ディープインパクト × Green Tune (ニジンスキー系)
3着 ゼンノロブロイ × シルヴァーホーク(ロベルト系)
2018
1着 ルーラーシップ × サンデーサイレンス
2着 トーセンホマレボシ × ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
3着 ステイゴールド × Polish Precedent(ダンジグ系)




▽向いているかも知れない血統
サンデーサイレンス系 × ダンジグ系ミスプロ系
ディープインパクト × ナスルーラ系




 

▽まとめ
・スタート後に上り坂なので前半4Fが時計かかっている。
・前半ゆっくりでも、位置取りは素早く行いたい。重賞では位置取りが忙しいケースもある。
・重賞ではサッと位置を取って縦長の状態で1コーナーに入ることが多い。こうなった時に、外外を回っているようでは出だしからいきなり距離ロスになる。
・中盤の下り坂のどこかで少しスピードが緩んで、ラスト1000m~200mのどこかで加速するのが基本の展開。
・そのためペースはスロー、ミドルが中心。
・ただ、前半ゆっくりで後半加速する割には前後3Fの差がそれほどない。前半と後半で正面直線の急坂を合計2回上るためで、タフなコース。
・非根幹距離に加えて「THE・中距離」という展開内容が中心なので、リピーターがちらほら。
・有利そうに見える馬 →中距離のスペシャリストで、上がりの速い先行馬。
他の脚質も含めると4角で射程圏(自身が勝ち負け出来る位置)に付けていたいはずなので、器用とか素直とか反応がいいとか言われるタイプで速い末脚を持続できる馬も良さそうに見える。





また加筆訂正等あれば、その都度していきます。



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