{8C1B68CD-7F53-429E-A4EC-1A99D8E3D9E5}

{F68F903B-2B0C-45AD-8F51-DBF5EC5E9D71}

・野芝
・向正面奥からスタート
・コーナー2回、3-4コーナーはスパイラルカーブ
・最後の直線は293mと短く、平坦

起伏は
下り坂 →平坦 →下り坂 →平坦。
坂を一度も上らないという特徴がある。







▽ラップタイム

北九州記念
G3 3歳上オープン ハンデ
2020年
1:07.8 稍重 18頭
11.5 - 10.3 - 10.6 - 11.2 - 11.7 - 12.5 (32.4-35.4 H)
1着4レッドアンシェル  57福永  8-8  34.2
2着10モズスーパーフレア  56.5松若  1-1  35.7
3着11アウィルアウェイ  55.5川田 13-14  34.2

2019年
1:08.2 良 18頭
11.5 - 10.1 - 11.1 - 11.7 - 11.7 - 12.1 (32.7-35.5 H)
1着16ダイメイプリンセス 55秋山 11-8  34.5
2着5ディアンドル  52北村友 5-4  35.2
3着11アンヴァル  54藤岡康 15-14  34.4

2018
1:06.6 良 17頭
11.6 - 10.2 - 10.6 - 11.2 - 11.3 - 11.7 (32.4-34.2 H)
1着5アレスバローズ  56菱田  8-6  33.5
2着11ダイメイプリンセス 55秋山  7-6  33.9
3着9ラブカンプー  51和田  2-2  34.5

小倉2歳ステークス
G3 2歳オープン 馬齢
2020年
1:09.6 重 10頭
11.7 - 10.6 - 11.6 - 11.8 - 12.1 - 11.8 (33.9-35.7 H)
1着8メイケイエール  5-4  35.1
2着9モントライゼ  2-2  35.7
3着2フォドラ  5-4  36.0

2019
1:10.5 重 14頭
12.0 - 10.5 - 11.2 - 12.2 - 12.0 - 12.6 (33.7-36.8 H)
1着10マイネルグリット 5-3  36.2
2着5トリプルエース 11-9   35.9
3着3ラウダシオン 11-12  35.9

2018
1:08.9 良 14頭
11.9 - 10.4 - 11.1 - 11.7 - 11.7 - 12.1 (33.4-35.5)
1着6ファンタジスト  3-2  35.4
2着9アズマヘリテージ 9-7  35.3
3着8ミヤジシルフィード 9-10 35.3

北九州短距離S
4歳上オープン 別定
2020年
1:10.0 重 17頭
11.6 - 10.8 - 11.3 - 11.6 - 12.1 - 12.6 (33.7-36.3 H)
1着8シヴァージ  16-13  34.9
2着10メイショウキョウジ 11-10  35.4
3着16イエローマリンバ  2-2  36.1


データだんだん古くなっているものの
このコースに関しては形態上、ラップタイムでの傾向は現在もそれほど変わっていないはず。
と言い訳しつつ更新サボっている





2F目のスピードを3F目(古馬重賞では4~5F目)まで持続している。

野芝は良馬場では非常にスピードが出やすい。
加えて1200mでは、下り坂と平坦しかないので時計がとても速い。全体時計も速い。ほぼハイペース。
というより、前後3Fの差が2秒前後もある超ハイペース。


野芝について
根っこが網状に広がっているので、乾いているほどバネがきき、時計が出やすい性質がある。
開催直後は地盤が固まっていないので、表面はキレイなグリーンでも地盤は意外と緩い。
開催がある程度進むと、表面が傷み始めても根っこは成長していてしっかり地盤が固まってバネが利くようになる。この状態でパンパンの良馬場だとめちゃくちゃ時計が速くなり、レコードタイムも出やすい。
冬は休眠期。暖かくなるにつれ成長期となる。
雨がふるとクッション値は一気に下がる(軟らかめになる)。

私が管理しているメルマガでは、こういった芝の特性や成長の度合いなども含めて、独自の馬場判断なども時々記載しています。
私はそれほど知識はありませんが、当ブログやメルマガでは気付いた事などを全て完全無料で公表しています。
リンクは文末にございますので、良かったらご購読お願いします。


宣伝してスッキリしたので、話を戻します。

野芝の特性としては、前述したように雨などにより根っこから傷んでしまうけれど
小倉芝1200に関しては、重馬場でも速い。
地盤の軟らかい開幕直後でも速い。
なんなら不良馬場でも速いのでは?と思っている


コースの形態による特性なので、馬場状態に左右されにくい。新馬や少頭数などメンバーによっては展開が変わる。

ちなみにめちゃくちゃ速い時は、前半3Fの時計が
同じ野芝開催の新潟芝直1000mを上回ってることもある。



開催されるレース数は多い。
上記以外にもフェニックス賞(2歳オープン)などがあり、クラスが上がると頭数も揃いやすくなる。
紛れも起きやすい。


更に、スパイラルカーブなのでコーナーでもスピードが緩みにくい。
(入り口が広く、出口になるにつれカーブがきつくなる構成)。

カーブ前までのペースで曲がると絶対に緩まないので
一旦緩めている時は、騎手が意識的にスピードを落としているという事になる。

(1) 最後の直線で外に膨れないためにも、4コーナーを出るまでに意識してスピードダウンしているケース。
11.6 - 10.8 - 11.3 - 11.6 - 12.1 12.6 

(2) 2歳戦では特に、コーナーを慎重に曲がっていると思われる。3コーナー入り口付近から緩めてあげたりしている。
11.9 - 10.4 - 11.1 - 11.7 - 11.7 - 12.1
若駒に優しい騎手たちって素敵…!

(3) 逆に、最後の直線までスピードに乗ったまま突き進むバージョンも存在する。北九州記念の一部のレースなど。
11.6 - 10.2 10.6 - 11.2 - 11.3 - 11.7 
若駒には優しくても、古馬に対しては鬼指導だった。



少頭数や馬場悪化などでスタートがあまり速くならない時(1F目12秒台)などでは前有利に傾きやすいので、基本的には番手~好位差しが多少有利なのかも。

ただ、道中の速さなどによっては
普段は展開待ちに徹しているような追い込み勢にもチャンスが生まれる。

コーナー出口が狭いので、他の距離だと本来なら最後の直線で内に馬が密集してしまうおそれがあるんだけど
小倉芝1200の場合は、縦長のままで最後の直線に入るケースを良く見かける。スピード比べのレースだからね。

そうなると後ろの馬も進路が取りやすいので
外差しだけでなく内からスルスル上がってくるような馬もいるかも知れない。

スプリント戦では珍しく、捲りがきく展開もある。





▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載なしはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ミスプロ系
ナスルーラ系

北九州記念
2020
1着 マンハッタンカフェ × 母の父Storm Cat(ストームバード系)
2着 Speightstown × Belong To Me(ダンジグ系)
3着 ジャスタウェイ × キングカメハメハ
2019
1着 キングヘイロー(リファール系) × ダンスインザダーク
2着 ルーラーシップ × スペシャルウィーク
3着 ロードカナロア × フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)
2018
1着 ディープインパクト × トニービン(グレイソヴリン系)
2着 キングヘイロー(リファール系) × ダンスインザダーク
3着 ショウナンカンプ(プリンスリーギフト系) × マイネルラヴ

小倉2歳S
2020
1着 ミッキーアイル × ハービンジャー(ダンジグ系)
2着 ダイワメジャー × Nayef
3着 ロードカナロア × バブルガムフェロー
2019
1着 スクリーンヒーロー(ロベルト系) × ロージズインメイ(ヘイロー系)
2着 Shamardal(ストームバード系) × サンデーサイレンス
3着 リアルインパクト × Songandaprayer
2018
1着 ロードカナロア × ディープインパクト
2着 トーセンジョーダン(グレイソヴリン系) × フジキセキ
3着 ロードカナロア × クロフネ(ヴァイスリージェント系)

北九州短距離S
1着 First Samurai(ストームバード系) × Indian Charlie(グレイソヴリン系)
2着 ダイワメジャー × アルペンローズ(ロベルト系)
3着 ディープインパクト × Storm Cat(ストームバード系)




▽向いているかも知れない血統
プリンスリーギフト系 × サンデーサイレンス()
ミスプロ系 × サンデーサイレンス()
・父か母父にリファール系ストームバード系






▽まとめ
・下り坂2回と平坦しかなく、ハイペース主体。
・特に2-3Fがとても速い。稍重とかでも普通に速い。新潟芝直1000mの前3Fより速い時も。
・前後3Fの差が2秒前後の超ハイペースが基本。(重馬場も含む)
・芝状態によってはレコードも出やすい。流れに対応できることが大前提。
・3-4角スパイラルカーブ。スピードを落とさずに3角をまわることも出来る。ただ4角のカーブ出口付近が狭くなるので馬群がバラけ、コーナリングの上手な馬でなければ外に膨れてしまう事もある。
・展開が分かれるポイント
(1) 減速しながら4コーナーを通過
(2) 3コーナーから減速
(3) スピードに乗ったままコーナリング
・脚質は、しいて言うなら先行有利。
・差し追い込みが届くケースもある。捲りが利く展開もある。
・速いだけでなく急激なスピードダウンも起こり得るので、スピードの変化への対応力も問われる。
・有利かも知れない馬 →(流れに対応できる事が前提で)前に行く馬ならスタートが上手で速い流れの経験が豊富なスプリンタータイプ、後ろならメンバー中で上位の末脚が使える馬。





重賞予想はこちらにて配信!
良かったらご登録よろしくお願いします♪