外回り。

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向正面、真ん中よりも2コーナー寄りからスタート。最初のコーナーまでは440mほどある。

・コーナー 2回
・ラストの直線
Aコース使用時 473.6m
Bコース使用時 476.3m


スタートから最初のコーナーまでの間は小さな上り坂が一回あるものの、残りは殆ど平坦。
3コーナーは「ほぼ平坦だけど、よく見るとちょっとだけ下り」。

4コーナーに差し掛かった辺り(ゴールまで残り約600mの地点)から最後の直線の2/3ほど(残り約200m地点付近)にかけて、2mの坂を下り、最深地点となる。

そこからすぐに上り坂。
高低差1.8mであるものの、勾配は1.5%の急坂になっている。
上り切って40mほどでゴール。



開催されているレース数は非常に多く、重賞は

・G1
桜花賞
朝日杯フューチュリティS
阪神ジュベナイルフィリーズ
・G2
チューリップ賞
阪神牝馬ステークス
・G3
アーリントンカップ

が行われている。まさに限定戦の宝庫。

リステッド競走も
米子ステークス、六甲ステークス、リゲルステークス、ポートアイランドステークスと複数編成されている。





▽ラップタイム

桜花賞 
G1 3歳オープン 牝馬 別定
2023年
1:32.1 良 18頭
12.1 - 10.4 - 11.5 - 11.9 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.8 (34.0-34.5 M)
1着3リバティアイランド 55川田 15-16  32.9
2着9コナコースト 55鮫島 2-2  34.5
3着14ペリファーニア 55横山武 4-4  34.1

2022年
1:32.9 良 18頭
12.4 - 10.8 - 11.4 - 12.2 - 12.0 - 11.1 - 11.5 - 11.5 (34.6-34.1 M)
1着8スターズオンアース 55川田 10-9  33.5
2着6ウォーターナビレラ 55武 2-2  34.0
3着1ナムラクレア  55浜中 4-4  33.9

2021年
1:31.1〔R〕良 18頭
12.1 - 10.8 - 11.2 - 11.1 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.9 (34.1-34.3 M)
1着4ソダシ  55吉田隼 3-3  33.8
2着18サトノレイナス 55Cルメール  15-16 32.9
3着2ファインルージュ 55福永 8-6  33.7

朝日杯FS
G1 2歳オープン 馬齢
2020年
1:32.3〔R〕良 16頭
12.5 - 10.4 - 10.8 - 11.5 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 12.0 (33.7-35.4 H)
1着2グレナディアガーズ 55川田 3-2  34.5
2着7ステラヴェローチェ 55横山典 10-9  33.5
3着8レッドベルオーブ 55福永 7-7  34.2

2019年
1:33.0 良 16頭
12.2 - 10.5 - 11.1 - 11.6 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 12.4 (33.8-35.8 H)
1着6サリオス  55ムーア 3-3  35.4
2着8タイセイビジョン 55武 12-8  35.3
3着9グランレイ  55池添  15-15  34.9

阪神JF
2020
1:33.1 良 18頭
12.4 - 10.8 - 11.7 - 11.9 - 11.9 - 11.2 - 11.4 - 11.8 (34.9-34.4 M)
1着6ソダシ  54吉田隼  5-4  34.2
2着7サトノレイナス 54Cルメ 9-8  33.9
3着11ユーバーレーベン 54Mデム 15-14  33.6

2019
1:32.7〔R〕 良 16頭
12.2 - 10.5 - 11.0 - 11.8 - 12.0 - 11.2 - 11.5 - 12.5 (33.7-35.2 H)
1着4レシステンシア 54北村友  1-1  35.2
2着9マルターズディオサ 54田辺 3-2  35.9
3着10クラヴァシュドール 54藤岡佑 8-8  35.5

阪神牝馬ステークス
2020
1:32.9 良
12.3 - 10.8 - 11.4 - 12.0 - 11.9 - 11.2 - 11.7 - 11.6 (34.5-34.5 M)
1着2サウンドキアラ  5-5  33.7
2着15スカーレットカラー  14-15  33.4
3着10ディメンシオン  3-2  34.4

チューリップ賞
2022
1:33.2 良
12.3 - 10.7 - 11.3 - 12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.4 - 11.9 (34.3-34.7 M)
1着6ナミュール  7-8  33.9
2着1ピンハイ  10-8  34.1
3着3サークルオブライフ  4-4  34.5

2021
1:33.8 稍重
12.9 - 11.6 - 11.8 - 11.4 - 11.3 - 11.0 - 11.5 -  12.3 (36.3-34.8 S)
1着1メイケイエール  4-1  34.8
2着5クラヴァシュドール  4-3  34.3 
3着2ストゥーティ  1-2  34.7

アーリントンカップ
2019
1:34.2 良
12.4 - 11.2 - 11.4 - 12.4 - 12.4 - 11.5 - 11.0 - 11.9 (35.0-34.4 M)
1着9イベリス  1-1  34.4
2着10カテドラル 17-16  33.3
3着11トオヤリトセイト 16-11  33.6

ポートアイランドS(L)
2019.9.29
3歳上オープン 別定
1:32.7 良
12.5 - 10.6 - 11.2 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 11.2 - 12.4 (34.3-35.3 H)
1着1ロードマイウェイ    3-3  34.9
2着10サトノアーサー    10-9  34.4
3着7アマルフィコースト   4-4  34.9

米子S(L)
2019.6.16
3歳上オープン 別定
1:34.7 稍重
13.1 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.0 - 11.3 - 12.6 (36.6-34.9 S)
1着5オールフォーラヴ  2-2  34.6
2着11リライアブルエース 5-4  34.0
3着9シャイニービーム 2-3  34.5

マイルチャンピオンシップ(代替開催)
2020
1:32.0 良 17頭
12.5 - 11.0 - 11.4 - 12.0 - 11.6 - 11.0 - 10.8 - 11.7 (34.9-33.5 S)
1着4グランアレグリア 5-5  33.2
2着8インディチャンプ 7-5  33.2
3着7アドマイヤマーズ 3-2  33.6


ようやく桜花賞だけ更新した




▽展開
好メンバーが集まるレースが多いのと、秋の良馬場開催は芝の時計が速い時期なので、レコードもよく更新されている。
条件が揃うと32秒台の決着にもなる。
上がりが滅茶苦茶速くなるレースもある。

スタート自体はゆっくり出る。
2F目は非常に速い時と、そうでもないケースがある。でも大体速い。2歳G1でも速い。

形態上、スピードの落ちる箇所は必ずと言っていいほど存在する。
場所は主に中盤の、3コーナー入口手前など。

大きく緩む時と、少し緩む時の違いがある。

桜花賞(上)とポートアイランド(下)
12.3 10.7 - 11.5 - 12.1 - 12.1 - 11.5 - 11.3 - 11.6   12秒台を中盤2回
12.5 10.6 - 11.2 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 11.2 - 12.4   中盤12秒がない

12秒台連続からの上がり勝負ともなると、
差しや追い込み馬の豪快な末脚も楽しめる。

スピードの緩む箇所があることから、加速が生じやすい。
前半速い時でも、例えG1でも。


◇中盤で12秒台まで緩む時
例)
12.6 10.8 - 11.8 - 12.0 12.1 - 11.3 - 11.0 - 11.7 (35.2-34.0 S)
1着1ダノンプレミアム 3-4  33.6
2着10ステルヴィオ  12-10  33.8
3着3タワーオブロンドン 7-7  34.0

・息の入る展開なので加速も大きく、上がりが速い。
こういう展開は中距離でよく見ることから、中距離実績馬は侮れない。
マイルまでの実績しかない馬でも、コーナー2回のコースで速い上がりを出した馬などが良さそう。
・残り600m地点付近で加速が生じているので、末脚の切れるタイプ向き。脚質は問わない。


◇中盤でもスピードがあまり緩まない時
例)
12.5 10.6 - 11.2 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 11.2 - 12.4 (34.3-35.3 H)
1着1ロードマイウェイ    3-3  34.9
2着10サトノアーサー    10-9  34.4
3着7アマルフィコースト   4-4  34.9

こちらのケースも加速は生じている。前が入れ替わった結果、生じた加速だけど。
4コーナーまでに射程圏に付けているほうが良さそう。
ラスト1Fのスピードが大きく落ちる展開なのでタフさが必要。
距離適性の幅が広い馬や、速い流れの経験が豊富な馬、
または阪神マイルで同様の展開での実績がある馬も怖い。

クラスによる時計の差は、中盤もあまり緩まない締まった展開の時のほうがハッキリ出ると思う。


基本的展開は
中盤でスピードが落ちやすいコース形態なので
後半のどこかに大なり小なり加速が生じやすい。ラストの脚が必要。
(クラスを問わない)

こういう展開ではゴール前の上り坂で脚を止めないためにも
馬場の伸びるところに付けるのも大事。


◇枠順
2F目がめちゃくちゃ忙しいので、ここでロスなく位置を取れるのは内の逃げ先行や、真ん中から外の差しだと思う。

ただ先行馬に関しては、素早く位置を取れない場合
インに馬が集まってくる3コーナー手前で外から被されて位置が下がってしまうおそれもある。
内で先行するなら逃げ馬勢のすぐ後ろに付けるくらいのほうが、やりやすいのかも知れない。

中盤でスピードが緩むような展開では終いの脚が大事になってくるので、外枠もよく馬券になっている。






▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載なしはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ネイティヴダンサー系(詳細記載なしはミスプロ系)
ナスルーラ系🍆
エクリプス系

桜花22
1着 ドゥラメンテ × 母父Smart Strike
2着 シルバーステート × キングヘイロー(リファール系)
3着 ミッキーアイル × Storm Cat(ストームバード系)
桜花21
1着 クロフネ(ヴァイスリージェント系) × キングカメハメハ
2着 ディープインパクト × Not For Sale(グレイソヴリン系)
3着 キズナ × ボストンハーバー(ボールドルーラー系)
桜花20
1着 エピファネイア(ロベルト系) × キングカメハメハ
2着 ダイワメジャー × Lizard Island(ダンジグ系)
3着 ディープインパクト × Distorted Humor
桜花19
1着 ディープインパクト × Tapit(ボールドルーラー系)
2着 ダイワメジャー × High Chaparral(サドラーズウェルズ系)
3着 バゴ(レッドゴッド系) × クロフネ(ヴァイスリージェント系)

朝日20
1着 Frankel(サドラーズウェルズ系) × Harlington
2着 バゴ(レッドゴッド系) × ディープインパクト
3着 ディープインパクト × Unbridled′s Song
朝日19
1着 ハーツクライ × Lomitas(ニジンスキー系)
2着 タートルボウル(ノーザンダンサー系) × スペシャルウィーク
3着 ルーラーシップ × ファルブラヴ(ノーザンダンサー系)

JF20
1着 クロフネ(ヴァイスリージェント系) × キングカメハメハ
2着 ディープインパクト × Not For Sale(グレイソヴリン系)
3着 ゴールドシップ × ロージズインメイ(Halo系)
JF19
1着 ダイワメジャー × Lizard Island (ダンジグ系)
2着 キズナ × Grand Slam
3着 ハーツクライ × Giant´s Causeway(ストームバード系)

チューリップ22
1着 ハービンジャー(ダンジグ系) × ダイワメジャー
2着 ミッキーアイル × ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
3着 エピファネイア(ロベルト系)× アドマイヤジャパン
21
1着 ミッキーアイル × ハービンジャー(ダンジグ系)
2着 Kingman(ダンジグ系) × Doyen(サドラーズウェルズ系)
3着 モーリス(ロベルト系) × ゼンノロブロイ

アーリントン19
1着 ロードカナロア × ボストンハーバー(ボールドルーラー系)
2着 ハーツクライ × ロックオブジブラルタル(ダンジグ系)
3着 ドリームジャーニー × アドマイヤコジーン(グレイソヴリン系)

阪神牝20
1着 ディープインパクト × アグネスデジタル
2着 ヴィクトワールピサ × ウォーエンブレム
3着 ディープインパクト × Montjeu(サドラーズウェルズ系)

ポート19
1着 ジャスタウェイ × ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
2着 ディープインパクト × Redoute's Choice(ダンジグ系)
3着 ダイワメジャー × High Chaparral(サドラーズウェルズ系)
米子19
1着 ディープインパクト × キングカメハメハ
2着 ディープインパクト × Unusual Heat(ヌレイエフ系)
3着 カンパニー(グレイソヴリン系) × サンデーサイレンス

マイルCS
1着 ディープインパクト × Tapit(ボールドルーラー系)
2着 ステイゴールド × キングカメハメハ
3着 ダイワメジャー × Medicean



▽向いているかも知れない血統
ディープインパクト(系) × ダンジグ系ストームバード系ナスルーラ系
ダイワメジャー産駒
・父か母父ミスプロ系

ラップタイムは桜花賞だけ更新したのに血統は更新していない。
でも昨日4/6の阪神牝馬ステークスはキングカメハメハがいっぱい上位に来てた(掲示板に4頭いた)ので、さっそくミスプロ系を追記した。




▽まとめ
・コーナー2回。前半はほぼ平坦、後半に下りと上りがある。そのためかスタート(1ハロン目)はゆっくり。2F目は一気に速くなる。
・前半も後半も直線が長い。
・基本的な展開は道中で一旦スピードが緩んで、大小問わず加速が生じる展開。
・基本の展開でレースが進んだ場合は、中距離実績馬(とくに1800~2000m)、または中距離もこなせそうな血統の馬の連対が多い。
・終いの脚も、仕掛けのタイミングの良さも必要。
・向いていそうな馬 →前半3Fのスピード増減が激しい時にロスなく進出が出来そうな枠にいる、上がりが速い馬。
例えば内の先行や、外の差しなど。





また随時、加筆などしていきます。



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