遂にきた。
この時が!!
2日間の場所取り車中泊に耐え、2/16解禁を無事に迎えることができた。
朝3:00起床。
急斜面を暗闇の中下るため、まずは入念にラジオ体操。釣りする前に怪我したらシャレにならん。
十分に体をほぐし、早目の朝食。腹が減ると集中力が切れるので満腹にしておく。これ大事。
そして5:15斜面を下り始めた。
気温はマイナス2℃。雪無し、地面氷無し。
この日のためにアイゼンを購入していたが、使わずに済んだ。
ゆっくりゆっくり怪我をしないように下る。
15分かけて無事に到着。
さぁ準備を始めるよ。

スカリを水中に投入。
暗いうちに獲った魚を生かしたまま一時保管する為だ。
ルアーを取り付け、手袋をはめ直す。靴ひもを閉め直し、斜面でずれたウェーダーを履き直す。
完璧だ。後は明るくなるのを待つだけだ。
一投目から来る。
少なくとも三投目までには間違いなく来る。それは分かりきっているんだ。
77回目のダム釣行、6:00スタート!
スプリーモさんのシンペン7㎝から開始。
当たらない。
三投目で察する。
おかしいぞ。。。マジでおかしい。
絶対来るはずなのに、五投しても当たらない。
まさかまさかのノーバイトで日の出を迎えた。
去年の解禁日。一投でバイトがあり、数投で50アップのサクラを獲ったのに、今回の解禁日はいっさら当たらない。
天を仰いだ。。。
なぜだ?
水色・気温・水温、全てが完璧なのに。
これはもう言い訳の余地がありません。
私の釣りが一切通用しなかった。私の釣りでは釣れなかった。言い訳無し。
去年との違い。
まず流れ込み。

今年はこんな感じに勢いよく流れている。
去年は止まっていた。人口の放水路につき、流れてたり止まってたりするのだが、これがまず一つ目の違い。
私の推察なのですが、この時期の流れ込みは冷たい水が出てきて魚が近寄らないのでは?と推察。違うかな?どうかな?
そしてライズ。
全くのゼロ。
去年は至るところでライズライズライズ。
なので去年は全て表層。ミノーもフローティングだし、シンペンも表層引きオンリーだった。
だけど今年はライズゼロ。今年は表層にはいないらしい。
去年あれだけよくても、こうも一年で変わるのか?というぐらいノーバイトになった。
時刻は8:00。開始2時間ノーバイト。
しかしまだ勝算はある。
流れ込みが止まってる時は朝一からバイトがある場所だが、今思えば流れ込んでる時にここで朝一獲ったことは一度しかない。
過去にロクマルブラウンを獲った時も午後だったし、たくさんのサクラをここで獲ったがみんな午前半ばだった。
その大半が9時なのよ………。。。。
まさか?そうなのか?
時刻は8:45。
集中力を切らさずにロンズを投げ続ける。
シンペンは諦め、ロンズの7㎝フローティングミノーにチェンジ。
ダムでの使用率9割のカラー、レモンチャートパーが不発な為、オレンジゴールドにチェンジ。
派手なカラーで威嚇することに。
トュイッチ、ただ巻き、トュイッチ、ただ巻き……本栖湖と変わらないアクション。ただマズメを過ぎたので若干早目に巻く。見切られる前に食わせる作戦だ。
そして時刻が9:00に差し掛かろうとした、その瞬間!
ゴスン!!!!!
強烈なバイト!!!!
ヤバイ………大型だ!!!!!!!
震える足。
チビる下半身。
バクつく心臓。
ドーパミンが一気に吹き出し、興奮している自分が分かった。
絶対バラさねぇぞ。。。。
凄まじいローリング。
水面直下をグルグルとローリングしやがる。。
辞めてくれよバレちまうよ。。。。
魚体を見てその太さに驚愕した。
なんだろう?ケバブみたいな太さだ(笑)しかも削ぎ落とされる前の新品状態のケバブ。
ローリングにつき、狙いのブラウンではないことは明白でショックではあるが大型も大型。絶対バラさん!!
数分の格闘で寄ってきたがもう分かってるのよ、こいつが次にどういう行動にでるなんてことは。
ここが経験がものをいう。ここが一番バラすポイントだ。
だがこんな私もこれまでの経験で分かってるのだよ。舐めんなよケバブ!!!
ジジジ、ジーーーーー!!
はい、ドラグを出して逃げ出す。
だがもうあらかじめ体勢を整えてロッドを下げていて、準備していたので冷静にその突っ込みを受け流す。
それを2回繰り返してネットイン!!!

きた。。。。きたぞきたぞきたぞ!フロントフックをガッポリ咥えてやがる!!
余裕の50オーバー。
去年のゴーマルはネットイン直後は50あるかないかの見た目で計測する際ドキドキだった。計測すると50.ちょっとだった。51ないぐらい。
だがね、こいつは計測しなくても分かる。
余裕のゴーマル。

たまりません。最高だ!!

陸封型サクラマス、53㎝の捕獲に成功した。

時刻は8:56だった。
朝一にはいなかった個体が回遊してきた証拠だ。私はそう思う。
感無量。最高だ。
やはり9:00・11:00・14:00、この時間は止水では外せない。回遊魚は何が起きるか分からない。
サクラマスの自己記録は本栖湖で獲った55だが、ここのフィールドでは文句無しの自己記録更新となった。
はるばるこんな遠くに会社休んで来た甲斐があった。しかも2日間も場所取りをしてまで。。。
もう満足だった。しばし呆然とする。
だが今日は酒を飲まないよ。
だってブラウントラウト獲ってないんだもん。
私の目的はあくまでもブラウントラウト。65オーバーの。なのでこのサクラも見事ではあるが、私の中では外道にあたるのだ。
最高に嬉しいけど、酒など飲んじゃいられん。まだやるよ。
だけど11:00までやってポイント移動に踏み切った。
5時間ここで投げたが、たったのこの1バイトのみ。あんまり良いとは言えないだろう。
3年前に53のブラウンを獲ったポイントに移動することにした。
シンペンをカウント50まで沈めて引っ張る引っ張る引っ張る。
当たらない当たらない当たらない。
今年の解禁日本当に厳しいぞ。
先行者の方に聞くとノーバイトとのこと。
去年はあれだけ爆発したのに、なんでだ?
何かがおかしい。
その先行者の見解では『雪が無いから』とのこと。
雪があったらあったで最悪だけど、雪が無いと釣れないなんて本当にもうここは最悪フィールドだ。
時刻は17:00を回った。
夕マズメに突入。
だがここのフィールド、夕マズメ最低最悪なのよ(笑)いっさら釣れん
4年程前は夕マズメで爆発とか多々あったけど、ここ数年夕マズメで良型釣った試しがない。
半ば諦めていた。
だけど今日は違った。
ロッドを降り始めて11時間。
スプリーモさんのロンズミノーフローティング、7㎝レモンチャートパーにズドン!!!
うぉっしゃ!
そこから酷かった。
めちゃめちゃ引く。
マジかマジかマジかマジか。2本目の50アップ!???
今朝の大型と変わらぬ引き。
岸まで来るとブレイクに突っ込む。
まるで海の魚のようだ。
岩にPEがすれる。。。
強引に引っこ抜く。
2026年も最高のスタートをきることができた。
狙いのブラウンではなかったけど、もうすでに2026年で一番の魚かもしれない。
こいつを超す魚は私の中では
ブラウン65アップ
秋アマゴ45アップ
カスミアジ70アップ
ブルーバックレインボー70アップ
このぐらいなのでは。
60そこらのブルーバックや普通の40アマゴではもう今日のサクラマスは越えられない。
今日は12時間ぶっ続けでロッドを降り、2バイトのみだった。
だがこの結果。
良くはないが、悪くもないみたいだ。
これだから釣りは辞められねぇ。
これだから車中泊は辞められねぇ。
これだからビールは辞められねぇ!!!
今日のサクラを越える魚を明日獲れるように頑張りたい
そうなんです明日も有休です(笑)








