
今朝、248回目の本栖湖釣行へ。
今日が2025年の最終釣行だ。
ラストは大久保ワンドと決めていた。
そして9:00までやって、撃沈。一回たりとも当たらなかった。
さぁそんなことよりも。
毎年恒例、今年の釣りを振り返っていきたいと思う。
2025年。
簡潔に言うと、『最高』。この一言に尽きる。
とびきりの大型(ロクマルクラス)は獲れなかったけれど、そうじゃないのよ。デカけりゃいいってもんじゃない。
何年も何年も何年も追い求めていた魚達をキャッチできた、それがこの2025年。
2022年が釣り人生で最高の年だったが、それに匹敵する?いや、超したか?2022年は大型がたくさん出た年。その良かった年と今年は甲乙付けがたい年となった。
大小問わず、釣れた魚の数は例年と比較するとめちゃめちゃに少なかった2025年。ただ質が段違いであった。
数釣りなんて、とうの昔に飽きた。
小さいような価値のないような魚の数釣りを辞めて質にこだわったからこそ、このような結果になったと思う。
質より量なのだ。
さぁ発表していくよ!
第8位

5月地元塩川、レッドバンドレインボートラウト48㎝。
ニジマスは本栖湖と犀川以外では興味ないんだけど、ここまでクオリティがよいと話は別。しかも地元塩川での釣果。
めちゃめちゃに引いてくれたこの完璧なニジマスだった。いやはやワイルドでは?と思わせてくれるヒレとフォルム。なのでランクイン。けれど本栖湖・犀川のニジマスではないので8位にとどまった。
第7位

2月ランドロックサクラマス47㎝
解禁日の14:00。真っ昼間にロンズにドスンときてくれた魚だ。今までのランドロックサクラマス自己記録46㎝を超してくれた。けどこの数時間前に自己記録は超えていたので、第7位。
しかし目を見張る魚だし、写真も綺麗に撮れた。
第6位

10月十和田湖、赤い宝石ヒメマス50㎝
3年ぶりの十和田湖釣行。
3年前の十和田湖釣行とは全てを変えて挑んだ釣行。
そう、メスなのよ。。。なんしろメス。それが悔しい。けれど、先程の二魚種よりもランクが上。それはもう写真を見ていただくとお分かりいただけるだろうが、こんな魚、山梨には絶対いない。ヒメマスの50オーバーなんて山梨にいるわけがない。
思い出に残る魚となったので第6位。
第5位。

6月地元塩川、尺上アマゴ31㎝
お恥ずかしいながら、6年間尺上アマゴから遠ざかっていた。この6年間、泣き尺は散々獲ってきたし、尺上をバラしてばかりだった。6年越しに獲れた尺、しかも塩川。
塩川には本当に特別な思いがある。
私が小学生時代。今から27年前。その当時は塩川で泳ぐ小学生はたくさんいた。今は皆無だが。。。
アマゴに鮎にカジカにウグイ。たくさん手掴みで捕まえたもんだ。
アブラッパヤはその区間、いなくなるんじゃないかと思うぐらい捕まえたもんだ。
夏休み、おにぎりを持って毎年泳いだなぁ。
そんな塩川での6年ぶりの尺アマゴ。
最高だね。なので第5位。
第4位

12月本栖湖ブルーバックレインボートラウト53㎝。
この魚が第4位なんだから、いかに今年がレベルの高い年だったかが分かる。本来、本栖の50アップは1位だからね。なのにそれ以上に良い魚が3本獲れたのだ。
それと正直言うと、本栖では50そこそこではもう満足できない。やはりロクマル。そして本栖湖自己記録の70㎝オーバーではないと本栖では興奮できない。
本栖では毎回75アップを狙っている。あと10年以内には達成したい。私なら達成出来ると信じて疑わない。←この強気の気持ちが大事なのだ。これぐらい強気でいかなきゃ釣りをする意味がない。
2025年に獲った淡水魚ではこの魚が最大サイズとなった。けれど4位。
第3位。
の前に番外編。

7月アカハタ。
なんて綺麗な魚なのだろうか?
今から3年前。12万もはたいてベイトタックル一式購入した。それはこのアカハタをワームで釣りたかったからだ。
だが初年度、二年目とことごとく釣れずに挫折寸前。釣れないならまだしも、根掛かりがひどすぎて泣けてきた。海のワームフィッシングはこんなにも根掛かるのか?
ようやっと最近根掛かり回避のコツを掴みだした頃、念願のアカハタを釣ることができた!
真っ赤な鮮やかな色にあっという間に魅了された。
ゴンゴン!とワームを引ったくる釣りにハマる。
そして食べてもうまい!家族もとても喜んでくれた。
3年越しに獲れたロックフィッシュ。
ランク外ではあるけれど、とても思い出深い2025年の魚となった。

3年ぶりのシイラも今年獲れた。


↑そして4月沖縄県久米島釣行。
2025年は今までにないぐらいに海に出撃した。海のルアーを開始して15年。今更ながら海の釣りにようやくハマった。それもこれもこの沖縄釣行があったからだ。
もうね、久米島本当に釣れまくりだよ(笑)
笑えるぐらい釣れてくれた。
やはり釣れる釣りは面白い。
海の爆釣を味わったら、海にハマった。
2026年は海釣りにも力を入れたい。
特に夏。沖磯釣行は最高だ。
さぁ3位

2月ランドロックサクラマス50㎝
これまでのランドロックサクラマスで最大サイズ。
2月に獲った時点で、2025年で1番の魚になると思ったほど最高に痺れた魚だ。
ブラウンの50より価値がある。
シンペンで獲った事も価値があるよね。一生忘れない魚となった。
第2位

7月遡上アマゴ38㎝
こいつを獲った時の記事で散々書かせて頂いたが、こいつを獲るまでもう本当に苦労した。
キンキン弁当作戦。
夜中2時に起きて娘の部活弁当を作る。
一時間かけてフィールドに向かい、2時間だけ釣りしてボウズでとぼとぼ帰る。そんな苦行をした。いくら頑張ってもいっさら釣れずに4年経った。
4年だよ、4年。
4年間全く釣れずに挫折しかけてたけど、遂に今年獲ることが出来た。
おまけにアベレージサイズよりでかい。立派な38㎝遡上アマゴだった。
50のサクラマスを超える喜び。
それはやはり4年間通い続けたからだろう。
『デカけりゃいいってもんじゃない。』
まさにそれだ。釣った過程もとても大切だと改めて強く感じた。
さぁいよいよ第1位。

9月秋アマゴ42㎝
もう間違いなくこれだよね。
2025年でダントツNo.1。
魚の説明は不要だろう。
この炎のような赤色を見ていただければ1位なことが分かる。
先程の遡上アマゴは獲るのに4年かかったが、秋アマゴに至っては10年かかった。
価値があるよね。
こいつを獲るまでに何度もボウズを食らって、何度も車中泊をして、ガソリン代に高速代。そしてロストしたルアーの代金。全てをなげうっても全然釣れなかった秋アマゴ。
そんな苦痛の釣りを10年続けてようやく獲れたこの1本。
この鼻。こんな鼻をしたアマゴ初めて見た。
夢にまで見た秋アマゴ。
時間も金も体力も全てを犠牲にしてまでも獲った秋アマゴ。
価値がある。
改めて振り返って思った事は、
『サイズ』
じゃないってこと。
もちろんデカイに越したことはないんだけど、釣った過程も大切だってこと。
若い時はとにかくたくさん釣りたい。
デカイの釣りたい。
釣りたい釣りたい釣りたい。
だった。だが年を重ねて今思うことは、その狙っている魚にどれだけ思いがあるかということ。
そんな思いがこのランキング順位となった。
そんなこんなで最高の2025年だった。
今思えば、2022年から4年連続で良い釣りができている。この好調を2026年も継続していきたい。
2026年も遠征メインで、様々なフィールドに出掛けたいと思う。
ダム
中禅寺湖
沖磯
久米島
秋アマゴ
鮭釣り
これが2026年のメイン釣行だ。
今年は中禅寺湖でボウズ食らったからね。
それが今でも悔しくてたまらない。
来年は中禅寺湖でランキングする魚を獲りたい。
今年一年間、このブログを見てくださった全ての皆様。
本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

