最高に楽しくて貴重な時間だった沖磯釣行。
さぁ今からもっと楽しんでいくよ!!








プリップリのモッチモチ。
新鮮過ぎて歯応えバツグン。








煮付け。
フワッフワのトロットロ。
ビールと米が無限に減る。





骨までしゃぶりついた。


はぁ~うまかったし楽しかったし、一泊二日の沖磯釣行は本当に貴重な時間だった。
もう大満足。言うことなし。

さぁ遊び疲れてクタクタだ。今日はたくさん寝て明日はゆっくり家で過ごそう。
余韻に浸りながら7/20の21:00に就寝した。




7/21(月)夜中2:00。

アラームが鳴る。
最悪の目覚めだ。
過酷な沖磯釣行で体は悲鳴をあげていた。
寝不足と日焼けと筋肉痛で起き上がれない。


だが私は気合いと根性で飛び起きた。


そう、遡上マスに出会う為に。

タイムリミットは7月いっぱい。それを逃せば、また一年間悶絶するハメになる。女々しい事など言っちゃいられん。気合いで起きて気合いで車を走らせた。

4:00現場着。
4:20スタート。
場所は上流域に決めた。
もうとっくにハイシーズンは通り越し、ほぼほぼ群れは遡上しきっているはず。

はず。。。


なので下流域の有力ポイントを泣く泣く外してここに来た。

吉と出るか、それとも。。。




昨日の10フィートのショアジギングロッドから5.6のエキスパートカスタム。ルアー操作に戸惑う。だが集中集中。今日も外したらまた来週まで会社で病むハメになる。


だが現実は残酷で開始一時間チェイスすらない。

今日もダメかぁとイライラしだしたその直後!!!

ドンッ!












おめーじゃねぇーっつーの!
ニジマスなんているんだ。。ちょいとビックリ。

だが魚からの反応があると集中力が保たれる。
気合いを入れ直し、Dコン72アユカラーをダウンで流す。
激流につき、トュイッチはかけずにナチュラルに流す。
リールのハンドルは巻かずに激流にルアーを任せる。ルアーが自然に動くだけにして無駄なアクションは加えない。丁寧に丁寧に。ただ時折ビシッとリアクションも加える。

Dコンのポテンシャルを信じて、無駄なアクションはしない。


Dコンがターンして、ブルブルっと流れを掴んだその直後だった。。。。。






ドッスン!ドスンドスンドスンドスン!




間違いねぇ遡上アマゴだ。

ジーーーー

ドラグを引き出し激流に乗られ制御不能に。

焦らない焦らない。
リールは巻かない巻かない。
好きなだけ走らせてやれ。
落ち着け落ち着け。

数分の格闘で一旦奴は止まった。

そこからすかさず私が川の中を走って下る。
激流につき、巻くと魚の口が切れる恐れがある。私から魚に突進。




最後の奴の抵抗。
ネットに中々入ってくれない。
で私は泣いた。チビった。


































感無量。
































ランドロック遡上サツキマスの捕獲に成功した。


こいつを追い求めて早4年。5年目に突入していた。



とある湖でワカサギをたらふく食べ、夏になるとここに遡上してくるランドロックサツキマス。
ここのポイントは湖から10キロも上流。


人間がアスファルトの平らな道を歩いたって2時間はかかる距離を、遡上アマゴ達は岩をすり抜け、魚道をジャンプし、何日もかけてここまで登ってきたのだ。



それもこれも子孫を残すために。


そして今日、4年越しに私に出会ってくれた。



こんな感動、他には無い。













この精悍な尾びれ。ブイ字に鋭く切れ込んだこの尾びれが正真正銘の遡上アマゴだと証明してくれる。
湖を縦横無尽に泳いだ証し。











直径30cmのネットを大きくはみ出した個体。
アベレージが32~35程らしいのだが、それを大きくオーバーしてくれたサイズ。

半端なく引いてくれた。





ここの遡上アマゴを教えてくださったHさん。
Hさんのおかげでここのフィールドを知ることが出来ました。励ましのお言葉、チャンスな情報等、本当にありがとうございました。


叱咤激励をしてくださったAさん。
私の浅はかな行動でここのフィールドに対し配慮に欠けた行動を取ってしまった時、叱咤してくださいました。しかし優しくもあり、私に分かるように自然の尊さを教えてくださったAさん。
本当にありがとうございました。



そしてKくん。
あなたが私の友人になってくれたから獲ることができたんだよ。あなたの優しさ、懐の深さ、そして私に情熱をかけて何度も何度もアドバイスをしてくださいましたね。Kくん、本当にありがとうございます。ずっと仲良くしてください。



多くの方々から励まして頂き、その方々のおかげで獲ることができたランドロック遡上サツキマス。
トラウト10年もしてるのに下手くそな私だから、人より倍の時間がかかってしまった。だけど勝ったんだ、魚に勝った!!





最高の日となった。



さぁこれでここのフィールドを跡にする。
この4年間、6月下旬~7月までここに入り浸ったが次なるフィールドへ足を運ぶことに決めた。

もちろん毎年来るし、今週末も来る。
だけどこの4年間みたいに車中泊したりキンキン弁当作戦はしないかな。

次なるフィールドの、また新しい釣った事が無い貴重な魚に出会いに来年の6月7月は過ごそうと思う。



今年で37歳の私。人生あと半分をきった。

40アップ秋アマゴ
十和田湖の赤い宝石
ブラウントラウト70アップ


まだまだ死ぬまでに獲らなければならない魚は多い。この三魚種を獲らなければ死ねない。





ランドロックサツキマス、38cmの捕獲に成功した。

さぁ次なるフィールドに向かおう!!!