
とある県のとある河川。
そこの下流には、とある湖がある。
そこの湖には40を有に超すアマゴが棲息している。
ワカサギをたらふく食べてデップリと太り銀毛したアマゴだ。
6月に入ると水温上昇でそこのアマゴ達が湖にはいられなくなり、涼を求めて河川に上がってくるのだ。
私のブログを以前から見てくださっている方はもうこの能書きを何回も見てくださっているだろうが、今年もこの季節がきた!
要はランドロックサツキマス(遡上マス)のことだ。
それをこの3年間、私はずっと狙っている。
この3年間で10回ほど通ってニゴイが2本のみ。未だゼロ。。。トホホだよ。。4年目を迎えた。
だがまだ諦めていない。
むしろ興奮は最高潮に達して、体全身がギンギンのギラギラしだしている(変態)。
今年こそは獲る。今年は4回通うよ。その一発目が今日というわけだ。
一泊二日で出撃してきた。
ここで神降臨。
ダムで知り合ってからの付き合いになる友人のK君。ダムでプロ並みの腕だが、ここの遡上マスを熟知しているエキスパート。そのK君がポイントを教えてくださった。
『まだ時期が早いから、あそこがオススメだよ』と。
ありがとうK君。遠慮せず、そこに入らせて頂くよ。
水色、水量ともに申し分ない。ポイントも間違いない。
あとは私の腕次第。
だが釣れない。幾度とルアーを投げてもうんともすんとも言わない。
基本私は流れの釣りだとトュイッチトュイッチでチャッチャと攻めるのだが、これを辞めた。
リアクションバイトは封印。ルアーをナチュラルに流れに乗せて、違和感なく漂わせる作戦に。
ナチュラルにナチュラルに、食わせの釣りに徹した。
すると激流の中から待望のバイト!!
ここの河川は山梨県の渇水河川とは違い、水量豊富の激流も激流。
激流で引ったくられたもんだから大物だと思ったのよ。


感無量。
嬉しくて震えた。
だけどね、これは居着きのただのアマゴなんだよ。ただの普通のアマゴ。
だけど長かった。このフィールドでアマゴを獲るのに4年かかった。
3年通ってゼロの私にとって、例え居着きの魚だとしてもこの個体は私を震え上がらせるのに十分だった。
気温30℃。
クタクタになり午前の部を終えた。
ロンズのチャートレモンパーを譲って頂いた。
何から何まで本当にありがとうK君。
ずっと友人でいてください。
それから夕方まで遡上マスを探したが、何もなく1日目を終えた。

今日はクタクタだ。暑くてバテバテ。そんな日はこれに限る。

納豆ソーメン。

大葉とかき揚げも。
うますぎる。。。。うますぎるよ。今年の車中飯でベスト3に入るうまさだった。
さぁ一日目は楽し過ごせてもらった。
明日は楽しいだけじゃなく、興奮できる銀毛した遡上ランドロックサツキマスの捕獲を目指したい。
