2024年はとにかく体調不良に襲われた年だった。



原因不明の頭痛に悩まされ(36年間で初めて頭痛ってやつを経験した(笑))MRIを撮るはめに。原因は肩凝りでした。

そしてコロナの味覚嗅覚障害に1ヶ月半を費やした。大好きなビールの味がしなくなってしまったことは辛かった。。。ガソリンや灯油、自分の足の匂いもしなくなってしまった。。治るのに1ヶ月半。


謎の大腸炎で点滴を打つハメに。抗生物質大量投与した。


なんとも情けない。


だけど!2023年程ではないが(2023の釣果を越える釣果はもう出せないと思う。。。)、2024年も中々満足いく釣果を上げることができた。

体調不良がありながらも、たくさん遠征もしたし車中泊もたくさんした。


そんな釣行で、最高の魚にも出会えることができた。

毎年恒例の思い出フィッシュを発表させてください。



第10位




4月の本流イワナ43㎝


この日は水がコンクリート色に濁り、アマゴからの反応は皆無だった。低水温低気温の時期尚早で全然ダメだったが、まさかまさかの大イワナ。4月頭に40が出れば御の字だ。渓流を始めたばかりなら文句無しの1位だが私も贅沢になったものだ。だけどとても嬉しい10位の本流イワナ。




第9位








ダムのランドロックサクラマス達。

これは3本同率で。

嬉しいんだけどね。嬉しいんだけど、あまり思い出がない。苦戦したことしか。なんか微妙。けどランドロックサクラマス。山梨には存在しない魚につき貴重な為8位







第8位



増水で出た47㎝ブラウントラウト

今年はブラウントラウトで良い結果があまり出せなかったが、なんとか嬉しい1本を出すことが出来た。

増水で川に降り立つのも危険な状況だったが、なんとかひねり出した1本。キャッチも増水の川に入って執念で掬った魚だった。

50ないし、釣った過程が普通過ぎるから7位。







第7位



3月のネイティブ源流アマゴ
惜しくも尺には届かなかったが、10位の40イワナ・8位の47ブラウントラウトより断然に嬉しい28㎝のアマゴ。
放流が恐らく無いと思われる源流域で、限りなくネイティブに近いだろう山奥のアマゴ。腹まで入ったドット柄がワイルドさを引き立たせる。
こいつは今まで獲ってきたアマゴの中でも上位に入る貴重なアマゴとなった。
サイズではなく、魚の価値が引き立ったアマゴだった。このタイプの尺が出た日には1位になるだろう。






第6位




冬の本栖湖、レインボートラウト51㎝
3日前に獲ったばかりのホヤホヤの魚だ。
真冬の大久保ワンドで、ミノーで釣ったことが私の中では価値がある。
本来ならばこいつがダントツ1位なのだが、ブルーバックではないし、今年はこれ以上の魚が4本も上がってしまった。なのでとても嬉しい魚だが5位



第5位


1月の本栖湖50レインボー
6位のレインボーと5位のこのレインボー、もう本当どっちも甲乙付けがたいんだが、フォルムがこっちの方が好きだ。そしてなにより2024年初フィッシュが50アップということで第5位









第4位



6月本栖湖の50レインボー。
もう強烈だった。この体高を見て頂ければお分かり頂けるだろうか。とにかくムッチムチのオデブちゃん。ロンズにドッッカンだった。ただブルーバックではないので4位。でも尾ヒレ胸ヒレの形、最高じゃありませんか?そしてなにより、このロンズのくわえっぷり!釣れ方も満足いく魚だった。





第3位




6月の中禅寺湖、ホンマス40アップ。
この魚は本当に本当に嬉しかった。
ビワマスとサクラマスの交配種とのことだが、まさかこの私にも釣れるとはマジで思わなかった。それがまさかのドカン!しかも初めての中禅寺湖釣行でだ。そしてロンズで釣れた事も嬉しいし、サイズも十分。そしてよく引いた引いた。50あると思ったが、全然足りなかった。サイズのわりにやたらと引いたホンマス。
とにかく私は貴重な魚を釣りたいと思っている。特に山梨県には生息しない魚がいい。
来年はこのホンマスの50クラスを本気で狙うつもりだ。







第2位



6月の本栖湖
ブルーバックレインボートラウト52㎝
本来こいつがダントツ1位のはず。
だってこのフォルム。完璧すぎる。一辺のほころびも無く、パーフェクトボディだった。



色・フォルム・サイズ全て完璧。

そして何より2024年に釣った魚で一番引いた。
4位のレインボーより重さも体高も劣るが、引きはもう話にならなかった。こいつの方が断然引いた。やはり居着きと回遊魚では全然違う。
沖を回遊して、砲弾型のブルーバックになったニジマスの50アップは引きが桁違い。

今季4本の50のなかで、No.1だ。だがこれよりもっと上がいた。





番外編



産卵を終えて力尽きた♀の秋アマゴ。
私はこの魚の亡骸に出会えたことは本当によかったと思っている。産卵を控えて真っ赤に燃えた炎の様に赤く染まった秋アマゴ達。
壮絶な産卵を終えてその炎が消えた瞬間を目の当たりにできた。ありがとう秋アマゴ。


















第1位













6月の中禅寺湖
ブラウントラウト47㎝
2024年
何十回と釣りに出かけて関東甲信越・東海地方と駆けずり回ったが、このブラウントラウト47㎝が2024No.1となった。
50はないし、2位のブルーバックより5㎝も小さい。じゃぁなぜ1位かというと、それはやはり釣った過程が段違いに違ったからだ。

もちろんデカければデカいほど魚はいいに決まってるし、デカい魚しか狙っていない。
けどこのブラウントラウトは52のブルーバックを越えた。

中禅寺湖での釣り。朝から全く釣れず途方にくれていた。初めてのフィールドにつき右も左も分からない。朝マズメはバイト一回も得られず。残すは夕マズメ。しかし夕方も全く当たらない。19:00で釣りが終了となる中禅寺湖につき、焦りはハンパなかった。時刻は18:52。もうやけくそのような半泣きのような。。。しかし諦めずに投げ続けた時!痛恨のキャストミス。だけど時間が無い!回収しないでトュイッチし続ける!そんな大好きな大好きなロンズにズドン!!!!!!!

放心状態だった。
時刻は18:56。19:00まで残り4分の出来事だった。

山梨からはるばる栃木まで行き、バイト無しの状況に心が折れかかるが諦めずに投げて投げて投げて………執念の一匹となった。

2位のブルーバックもずっと記憶に残って忘れないだろう。だが10年たてば何となくになると思う。だがこの1位のブラウントラウトは本当に忘れないだろう。鮮明にいつまで経ってもあの数分間の格闘は忘れない。

釣れた過程が他と違う。
サイズを越えた感動を私にくださった魚だ。

なので1位


この顔。たまらん興奮する。


こんな感じで怒涛の2024年が終わった。
心残りは海釣りがことごとく台風で中止になってしまったこと。
庄川のサケ調査が中止になってしまったこと。

この2点は心残りで悔しい。

さぁ来年。
来年は大遠征を4本計画中だ。

1. 毎年恒例の中禅寺湖・湯川釣行
2. 4泊5日、ブラウントラウト車中泊の旅
3. 3年ぶりに青森県十和田湖釣行
4. 飛行機で離島へ

1.中禅寺湖遠征とても楽しみだ。
ブラウントラウト60アップ
ホンマス50アップ
この2点を目標に中禅寺湖遠征を行う。

2.結婚してから3泊が最高だったが、来年はブラウントラウト釣行で4泊にチャレンジしようと思っている(独身時代の最高は本栖湖で5泊)

3. 3年ぶりに青森県十和田湖にリベンジする。前回は普通のヒメマス2本しか獲れずに完敗だったが、来年こそ赤い雄のヒメマスを獲るよ。3年ぶりに8時間かけて出撃したいと思う。


そして最後。
とある離島に飛行機での遠征を計画した。
もう飛行機もホテルも予約して料金も支払った。4月に行く予定。
狙いはGTとキハダマグロ。山梨県からわざわざ行くんだもん。獲る気満々で挑むよ!!!


この4パターンの遠征に加え、いつものようにダムや秋アマゴのプチ遠征ももちろん行いながら、本栖湖では80アップのブルーバックレインボートラウトを狙う。
そして来年はもっと海釣りに出掛けたい。


以上、2024年総括でした。
こんなブログですが、今年一年間見てくださったすべての方々、本当にありがとうございました。ブログを辞めようか悩んだ時期もありましたが、皆様のお陰で続けてくることが出来ました。
また来年もよろしくお願いいたします。