昨日は悪夢だった。
好条件の本栖湖のはずが、まさかのノーバイト。
信じられない。
今日こそはやってやる!と意気込んだが、まさかまさかのサンダルがねぇ。。。
しまったやらかした。。。
外に出しっぱで寝てしまったのだ。
案の定タヌキにさらわれた。。。。
ダムでも同じことがあった。その時も冬。
やっぱあいつら今が発情期でしたっけ?
メスのタヌキは私の足の匂いにビンビンのビショビショらしい。
靴下で地面を大騒ぎしながら歩きウェーダーをはいた。

やってやる。。。今日こそは釣ってやる。
場所は不本意ながら長崎にした。
山側はもう信用出来ない。
だが。。。もうやってられん。
私の立ち位置から左からの風。
ビュービューと強く、寒くて話にならん。
とにかく私は左からの風が大嫌い。
左からの風で釣れた試しがないし、そもそも釣りをする気力も失せる。
今日もダメかと諦めていたが、まさか。。。
隣にいらしたフライマンの方は立て続けに釣られる。
その奥におられたルアーマンの方は釣られていない。
なのにその方だけ。
もう本当に信じられない。この風向きで釣るなんて。。というかこの風向きで魚が射程距離にいたことがビックリ。
『風向きだぁなんだこうだぁ、ギャーギャー』と私はいつもわめき散らしていた。が、その方は立て続けに2本も獲られていた。
これってただ私が下手なだけじゃん。射程距離に魚いるんじゃん!
そう、隣におられた方はyamakuziraさんだったのだ。
私の尊敬しているアングラーは6人いるのだが、その大半がルアーマン。(私がルアーマンだからね)。
だが6名中2名がフライマンなのだ。そのお一人がyamaさん。三年程前から本栖湖でお相手して頂いているフライの方だ。フローティングに拘りを持ち続けている達人だ。
そしてもう一人の方がyamakuziraさんなのだ。
yamakuziraさんとは一度もお会いした事がなかったので尊敬しているというのはおかしいかもしれないが、なんしろ憧れていた。
なぜかというとInstagramを拝見させていただくともうyamakuziraさんの魚への情熱、釣りへの信念、変態具合等々全てが分かる。
この方ほんと凄いわ。変態だ。。。
と憧れていた。
釣りのスタイルから魚の写真の撮り方、関東甲信越を駆け回る行動力。その全てが以前から私は大好きなアングラーの方の一人だった。その方とようやく今日初めてご対面させて頂き、挨拶までさせてもらえた。
めちゃめちゃに感動だった。
その方がもう。。。今日やたらと釣る。
ここまで実力の差があったのか?
すみません、勝てるなどとは勿論思ってもいませんでしたが、同じ人間なのにここまで実力差を見せ付けられるともう呆気に取られてしまって全く悔しくなかった。
『やっぱ俺の思った通りだった。この方やばい』
そう心から思った。
相変わらず風がビュービュー。
すると6:00頃。
急に風が止んだ。
その直後だった。
ロンズ9㎝グッドフェローズオリカラを表層でトュイッチトュイッチトュイッチトュイッチ。。。。
ズン!!


長かった。。。2日ぶりに獲れたレインボーだった。。だが全く満足できない。こんな丸っこいチビじゃ話にならん。
すぐさまキャストすると。。。
ドスン!
目が覚めるバイト!
こりゃぁ中々だぞ!


素晴らしいの一言。
これを求めて本栖湖に233回も通ってるのだがら。
サイズは全くだが、色・ヒレ・フォルム、どれをとっても最高のブルーバックレインボーだった。通りで引くわけだ。
秋の写真のいいところって、紅葉の落ち葉と一緒に魚の写真が撮れるところなんだよね!
この写真が撮りたいから秋の本栖湖に行くのだよ。

ギンギンのカチカチにそそりたったフックに交換していたおかけで2バイト2キャッチの好成績となった。
その後バイトラッシュが嘘のように静まり返ったので、終了とした。
3日間の結果
7バイト2バラシ3キャッチとなった。
こうして長いようで、あっという間に2泊3日本栖湖車中泊釣行が幕を閉じた。
非日常的な時間を本栖湖は私にくださり、とても楽しい3日間となった。
3本のブルーバックレインボーに、美味しい酒にご飯。そして人との出会い。2024年のこの日も忘れられない楽しい思い出となった。
本栖湖よ、ありがとう。
また今週末行くよ。覚悟しとけよ(笑)
今月、75のレインボーが本栖湖でルアーで上がったそうですよ!(私が知っている本栖湖記録71㎝を大幅にこえる巨体)
