今年初の遠征へ、6/20の会社の定時後出撃。
狙いは栃木県の外来魚だ。
外来魚問題は本当にシビアで難しい問題です。
本栖湖のレイクトラウトもそう。悲しい問題です。
だが今回、栃木県に外来魚を求めて旅に出た。
そう、私は外来魚の魅力に取り憑かれているからだ。
今年はまだ一番好きな魚、ブラウントラウトを１本も獲っていない。なんたる不覚。今回こそは獲るよ。
だがそれ以上に、去年から計画を立てていた旅。良い釣果を出したいのは勿論だが、10年経っても忘れない一人旅にする事が今回の一番の目的だ。
『記憶に残る旅をしたい』
そんな想いを残りの人生40年ちょっとにかけたいと思っている。
長かった。。。山梨県から4時間。21時半に到着。
丁度一年前、警官に職務質問された場所を車中泊地としたが、そんなのは関係ない。気絶するように眠りについた。
3時起床。
さぁやるよ。
今年も外来魚見るよ。
場所は勿論、湯川だ。
まず１日目は湯川のブルックトラウトを狙う釣行にした。
1年ぶりの湯川。
本当にたまらない。
日本とは思えないこの、なんと言うのか？
小川？
外国の様な川に興奮が止まらない。
素晴らしい。
1年ぶりの湯川の朝は最高だった。
そして全然釣れなかった(笑)
だがこれも想定内。
入った区間が釣れないことは一年前の調査で分かっているのだ。
めちゃくちゃ良い雰囲気で良い流れだけど、魚影がしこたま薄い。
だけど『今年こそは！？ひょっとすると！？』と期待して入ったら撃沈した(笑)
まぁいいや。
ズンズン進んで、一時間してようやく本日初フィッシュ。
素晴らしい。。。。。
1年ぶりのブルックトラウトは最高に素晴らしかった。
興奮が止まらない。
ここからラッシュ。
湯川のブルックを釣った事があるアングラーの方ならわかってくださるかとは思うが、ブルックトラウトはやたらに引く。
日本のイワナの1.5倍は引く。これマジで。
20中盤だと、尺！？と勘違いさせられる程パワーが日本のイワナとは桁違い。これマジで。(地元アングラーの方はそんなこと思わないかな？)
4本釣って写真撮影はめんどくさいから辞めた。
コンスタントによく釣れるが、嫌な予感。
サイズが上がらない。。。
一年前はチェイスで良型がたくさん出てくれたが、今日はいかんせん小さい。最初の４本までは興奮しっぱなしだったが、ちょっと焦ってきた。
そんな中ようやく。
ダメだ、本当に興奮が止まらねぇ。個人的にだが、ナイスサイズ。けれどけれど。もう1㎝程足りない。
ここまで3時間。15本程獲れた。
一年前はここまでで20本以上、良型多数だったが、今回は二年目のジンクスか？調子がイマイチ。
けれど目的地まであと一時間程。同じことをやってはこのまま終わると思い、普通の釣りを辞めた。
こういうテクニカルなポイントを根がかり覚悟で打つことに決めた。
フライマンの方が打てない(湯川はフライの聖地)、打ちにくいポイントにルアーをねじ込めばなんとかなるだろ！？と。
だがだたら引っ掛かる。
釣りにならん(笑)
けど5投に1投程の割合で、こんな私にもミラクルキャストが決まるのだ。
そんな五分の一のミラクルキャストが決まった時に、ドスン。
最後の最後できた。
このサイズを獲りたかったんだよ。
この朱点どう思いますか？
黄色に赤。そして藍色？をうっすら纏ったボティ。
私はこんな魚に真面目に興奮します。
このオレンジ？朱色？のヒレにホワイトのライン。まさに外国の魚。
かっこ良すぎる。
アマゴヤマメはキレイ
ヤマトイワナは妖艶
ヒメマスは華麗
レインボーはよく分からん(笑)
ブルック&ブラウントラウトはかっこいい！
これが私のトラウトへの見方だ。
この太さ。
バイトの瞬間、ついに尺か！？と思わせる程、暴れまくった強烈な個体だった。
もっともっとやりたかったが、13:00から大雨。そんなこと聞いてない。天気予報では降水確率0%だった。全く聞いてない。ずぶ濡れで震えが止まらなくなってしまった。基本私の釣りに雨なんて全然関係ないのだが、カッパ無しは無理。明日のブラウントラウト釣行出来なくなる。
てことで午後で終わることにした。
去年もそうだったが、この帰り道が本当に好きだ。湯川は本当に癒される。
ガクガク震えたが、温泉に入ったら復活。そうめんに氷を入れて食した(笑)
とても楽しくて、感動して、有意義な１日となった。今日はもう寝て、明日に備えようと思う。
ポイントは初めてのフィールドにつき、よく分からないから適当に車中泊地を決めた。
さぁ明日獲るよ！
中禅寺湖のゴールデンブラウントラウト！