今朝本栖湖釣行する予定だったが、寝坊してしまいあえなく中止。
ということで2023年釣行の日程の全てが今日終わった。
今年は遠征・遠征・遠征の釣行だった。
年明けの本栖湖釣行から始まり、
冬のダム釣行~
春の本流アマゴ~
長良川にサツキマス~
初夏の湯川&中禅寺湖~
夏のシイラ~
秋の秋アマゴ~
初冬の鮭釣り~
等々。本当にたくさん遠征をした。今までの釣り人生でこんなに遠征したのは初めてかな?
そしてこんなにも素晴らしい結果が出たのも、釣り人生27年で初めてとなった。素晴らしい魚達に出会えて、目標も達成出来た。けれどちょっとトラブルが目立った年でもあった。脱輪してJAFに一度世話になり、栃木県中禅寺湖まで行ったのにG7サミットでまさかのその日だけ禁漁。ルアーボックスを山で紛失(総額1万越え)等々、トラブルも含めて一生忘れられない年となった。
今年のベスト10の魚達を発表させてください。
第10位
春の本流イワナ37㎝
いや~5.6年前だったら3位には入る、7.8年前だったら余裕の1位の魚。けれどこんな私も、こんな素晴らしい魚が10位にとどまる程の釣果を今年は出せたのだ。
とはいえ、4月頭のまだまだ厳しい時期に白泡からドカン!とでてくれたナイスなイワナだった。
第9.8位
泣き泣き尺アマゴ&泣尺アマゴ
今年は本当によくアマゴを狙いに出掛けた年だった。アマゴの良さに今更気付き、尺を目標に頑張ってみたけれど、泣尺が最高だった。来年は30を越すアマゴを地元山梨で獲りたいものだ。
第7位
9月の秋アマゴ。
正真正銘の秋アマゴ。県外のとある山奥で車中泊をして、ようやく獲れた渾身の秋アマゴ。50近いメスの大アマゴの横に必死に食らいついていた奴だった。
サイズが足りないので7位だが、トラウトを初めて8年。一番の秋アマゴだった。
第6位
ここでまさかの本栖湖ブルーバックレインボー53㎝。
6月の最終日、仕事帰りに本栖に直行。ロンズアユカラーをゆっくりひいてると………
ズドギャンッ!!!
ここで勘違いしてほしくないのが、関東甲信越、青森の十和田湖、富山の鮭釣りなど様々なフィールドに出向いたが、やっぱり本栖湖のブルーバックレインボーに叶う魚はいないと思う。50を越えたブルーバックレインボーが文句無しの1位だし、ブルーバックを越す魚となると80を越すブラウンや、メートルをこすアカメ、アマゾンのピーコックバス等々、そんな怪魚しかいないと思っている。
けれど!残念なことに6位に留まってしまった。
それはやはり胸ヒレが無いことが一番。それがあるか無いかだけで、雲泥の差だ。
残念でならない。
それでもね。やっぱり本栖湖の50をこえるブルーバックレインボー。中々釣れない魚だよ本当に。本栖湖釣行している人にしか分からない、貴重な魚。
個人的にはレインボーでは6年ぶりに獲れた50アップ。嬉しくないはずがない。しかもこの肥満体型。色々な方々のブログやInstagramを見させて頂いているが、こんなに豚のようなブルーバックを釣ったのは私しかいないんじゃないか?(笑)
筋肉質なブルーバックもよいが、こういった豊満ボディーのブルーバックもまた興奮する。
来年は胸元がしっかりしたナイスバディのゴーマルを狙うよ!
第5位
湯川のブルックトラウト27㎝
ブラウントラウト好きな私が、憧れていた外来魚。それがブルックトラウトだ。
『いつかは釣ってみたい、この目で拝んでみたい』
そんな想いからはるばる栃木まで出向いて獲れた個体だ。サイズ的には5位以下の魚達より全然小さいのに第5位だ。
それはやっぱり価値の差だと思う。
自分なりに考えて考えて、計画を練りに練って、高い交通費出して山梨から出向いて車中泊をしながら釣る。この過程が大切なのだ。ただ同じ場所で闇雲にただルアー投げて喜ぶのではなく、練りに練った計画がうまくいった時、5位のブルックトラウトに出会えた。
忘れない一匹となった。
よく見てください、この朱点を。黄色にピンクに藍色まであるのですよ?この自然界に不釣り合いな朱点に興奮しませんか!?笑
第4位

冬のダム、ランドロックサツキマス42㎝
もー本当に今年は最高の年だ。こんな素晴らしい魚が4位だなんて、自分が信じられない。ランドロックサツキマスの自己最高をはるかに越えたサイズ。この金属のようなギンギラギンの体。
ブルックやブラウンのピンクや黄色の色も不思議だけど、ここまで金属感があると自然界には不釣り合いな気がする。ロボットのようなギラギラだった。(例えが下手)
時間は朝の9時頃だっか?ロンズのシンキングペンシルをゆっくりゆっくり動くか動かないかギリギリのスピードで表層を引っ張っていたら、ドスンドスン!だった。
さぁ第3位
の前に番外編
今年は12年ぶりにナマズ釣りを再開した。
その為にカルカッタを購入。10年ぶりのベイトリールはとても楽しく、夢中になった。
犀川や鮭釣りにも使用したが、ベイトリールは飽きない。(本栖湖で使う気は起きなかったが)
会社定時後に12回通って、6本獲れた。意外と苦戦した。
トップをテロテロ引いてると暗闇からドボン!楽しかったが、もう飽きた(笑)来年は行かないだろうけど、良い経験をさせてもらった。
第3位

冬のダム、ブラウントラウト51㎝
ここ数年、ずーーーーーっと目標に掲げてきた50を越すブラウントラウト。去年本流でバラしてしまい、精神的不安定になった時もあった。でも諦めずに本流、ダムと通い(どっちかというとダムでゴーマルを獲りたかった)、数年越しにようやく獲れたゴーマルブラウントラウト。
しかもこの鼻。
最高かよ。。。。オス特有の曲がり落ちた鼻に興奮は止まらなかった。
朝の6時頃だったか?シンキングペンシルをゆっくりゆっくりひいてると
ズドギャンッ!!!
だった。ダムはミノーよりシンペンに限る。
第2位

春のダム、ブラウントラウト61㎝
もー振り替えってるだけで幸せになってきた。
ゴーマルを何年もの間目標にしてきたのだが、まさかまさかのロクマルまで達成できた。
やはりロクマル。この日の釣行は簡単なものではなかった。二泊三日で車中泊をしながら挑んだのだが、本当に厳しくアタリすら無い状況だった。最終日までアタリが一つも無く諦めムードだった。最終日の3日目の朝9時。朝マズメは終わり、気温はグングン上昇。湖面は雪解け水で真っ白になってしまった。
とても釣りをする状況ではなかった。
シンペンの食わせの釣りでは不可能と判断。ミノーのジャークで、リアクションで喰わせる方がまだ可能性があると決めた。
ポイントを車で移動した、一投目。
ズドギャンッ!!!
ドラグが止まらなかった。2023で釣った魚ではこいつが一番引いた。ドラグが止まらないから締めるともうロッドがドスンドスン。マジでバレそう(笑)
そんな最高の魚だった。
けどこいつを上回る魚を釣り上げる事に成功した。だから2023は最高だった。
第1位

涙涙の、冬のダム・ブラウントラウト53㎝。
解禁日。会社をサボり、嫁さんに土下座をし、三泊四日の車中泊の旅に出掛けた。2月のダム。それはもう地獄の方がマシ?と思わせる環境だった。
車内の水は凍りつき、ウェーディングブーツも凍って履けない。服も冷たくてエアコンで温めないととても着れたもんじゃない。
気温はマイナス16℃を記録。
もうフラフラだった。暑くてフラフラすることはよくあるだろう。けれどマイナス16℃になると、寒くてフラフラする。
頭がボーっとしだし、足に力が入らない。当然手足の指はちぎれそうだ。
日の出前のチャンスタイムを外し、アタリも無く、悲壮感にうちひしがっていたその時。時間は9時頃だったか?
スプリーモのロンズ、シンキングペンシル7㎝・赤金カラーをゆっくりゆっくり、本当にゆっくりゆっくりテロテロ引いてると・・・
ズドギャンッ!!!
最高だった。2位のブラウンより8㎝もサイズで劣るのに、なぜこいつが一位なのか?それはもう説明不要だと思う。
トラウトにはサイズ以上の価値が存在する。
もちろんデカければデカイ程嬉しいに決まっているが、この一位にはそれ以上の価値がある。
とにかく疲れた。一年前から計画を立てて、仕事も休めるように早出をして追い込んで追い込んで、『ゴーマルブラウンを必ず獲るんだ』という強い気持ちだけは失わずに保ち、極寒の中、凍傷にならないように気を付けながら獲った魚。
二位とは価値が全然違う。
最高の一匹だった。

そして車中泊。
今年もよく車中泊をした。
真っ暗の中、野性動物に怯えながら呑む酒は格別にうまい。

何回したのだろうか?とにかくたくさんした。
そして来年の目標はもう決めてある。
1.十和田湖に再度挑戦。
来年は2年ぶりに青森県十和田湖に再チャレンジしようと企んでいる。次回こそ赤く染まったオスのヒメマスを獲るよ。
2.鮭釣りリベンジ。
十和田湖は二年に一回しか行けないけれど、鮭釣りは釣れるまで毎年通うと決めた。鮭を釣って白いご飯と一緒に喰う!!これが大目標。来年は絶対釣ってやる
3.アユイング
これはまだ未確定だけど、アユイングに挑戦したい気持ちがフツフツと沸いてきている。
ゴーマルブラウンを釣った今。正直、釣りがマンネリ気味だ。十和田湖や鮭釣り。中禅寺などは別だけど、それ以外のフィールド(特に山梨)で興奮できなくなってきている。
私はとにかく興奮したいのだ。
様々な釣りをしてみたい。そんな中でアユイングって結構楽しそう。
来年、もしくは再来年にチャレンジしたいと思う。
これが私の2023年。最後までお読みくださりありがとうございました。









