ここ最近の釣りは貧果ばかり。春あれだけ良い思いをできたけれど、暑さとともに釣果もやる気もダダ下がり。

そもそもここ最近の休みは全く釣りに行けていない。それにともない釣り欲も低下。まぁここ2.3年はいつもこんなもの。冬~初夏まではやる気に満ち溢れ、車中泊ばかりしているけれど、夏になるとなぜかやる気が下がる。


今日も午後から予定がある為、山には入れない。けれどこのままではいかんなぁという気持ちもある。


意を決して灼熱の本流に3時間のみアマゴを狙いに出撃してきた。暑くなる8時までが勝負。けど始める前から分かっている。夏の本流は釣れないよ。


よっこらしょっと、重い腰を上げて5時スタート。すると1投目から強いバイト。バレて悶絶。その数分後、ドスンと強いバイト!これもバレた。



もーやんなる。絶不調。けどどうしたんだろう?真夏の本流なのに高活性。やる気が出てきた。


しかし期待したのもつかの間。やっぱり真夏の本流はただの真夏の本流だった。


そのあとは数回のチェイスのみで結局ボウズになってしまった。最近まともに釣れない。やる気も下がる。このままの調子で9月の秋鱒に挑戦してもよいのか?

そもそも最近ベイトばかり投げていてスピニングのキャストが定まらない。ダメダメだ。







オニヤンマ。登山の先輩から頂いた。


自分を自分で分析する。
渓流を始めた9年前。とにかく数釣りがしたくて、とにかくなんでもいいから釣れてくれればそれだけでよかった。
それが3年前からダム釣行を始めて県外のフィールドに行くようになってから心境が変わった。

釣れなくてイライラして落ち込むんだけど、なんだかんだ言ってそのイライラや落ち込みに興奮したり満足している自分がいる。釣れなくて釣れなくて釣れなくて落ち込んで落ち込んで車中泊して、やっと獲れた魚。

そんな魚にしか興奮しなくなってきている。
そんな興奮する魚はダムや本栖湖の止水であったり、本流の40を越してくる魚。そして雑誌等で見かける黒くて赤い秋鱒。
それ以外の魚に対してモチベーションが上がらない。
それでいいのか?悪いのか?わからない。

9年前、純粋無垢に渓魚を追い求めて毎週山奥に入ってウェーディングシューズが1シーズンもたなかったあの頃。山の魚はたくさん釣れてく、楽しくて楽しくて仕方なかった。

現在、山の無垢な魚には興味が薄れ、でかいサイズのみを純粋に追いかけている。9年前と比べると楽しいのか?興奮はするけど、果たして9年前とどっちがいいのか?
悩む。。。

9月になる前に重い腰を上げて、イワナの数釣りにでかけたい。たくさん釣って初心に戻りたいと思う。9月後半は車中泊で修行の釣れない秋鱒釣行が待っているのだから。