210回目の本栖湖釣行へ。

だいぶ他のフィールドに浮気をして本栖湖釣行は敬遠してきたが、そうはいっても最後の〆にと会社定時後、本栖湖へすっ飛んだ。


18:05着



一昨年・去年と6月の最終週に本栖湖釣行前半戦の〆をしている。毎年の恒例行事にしたいと思っている。


一昨年は45アップを2本も獲れるという快挙。

去年はバラしてしまったが、50クラスをバラした。


2年連続で良い思いをしている6月の最終週の本栖湖。果たして今日はいかに?







もうね、始める前から分かったよ。今日はキチガイのようにヤバかった。辺りはボイルボイルボイル。ボイルだらけ。何回あったか?という問題ではなく、常にボイルしている。


ワカサギか鮎が何かに追われまくって、水面から飛び出している夢のような光景がずっと続く。そのワカサギ達を何かがドボン!と最終的に食う。

そんな光景がずっと続いている。しかもそのボイルの位置が足下から2.3m。沖でもたくさんあったが、ウェーディングなんて勿論しない方がいい。超絶浅瀬でボッカンボッカン。


そんな中スプリーモのロンズ、アユカラーをゆっくりゆっくりひいていると、案の定開始4.5投目で強烈なバイト!目が覚める強烈バイトだったがのらず。

けれど悔しくない。今日がヤバいことは分かっていた。その2.3分後。遂にきたよ。やっぱりきたよ。









ズドギャンンンンン!




ロンズが強烈な魚に襲われた!!!おもいっきりフッキング!
フッキングと同時に水しぶきが上がる!
バシャンバシャンではない。

ドボンドボンである。

ドボンドボンと水しぶきをあげながら、ドラグをジーーーーーとだし、沖へ沖へ逃げ出す魚。

きた………デカイぞ。

もう50どころではない。60いったかどうかだ。



なんとかいなしてネットイン







震える足。呆然と立ち尽くした。

こんなレインボー初めて見たと思う。パンパンに太って、体高がとんでもないことになっていた。ワカサギの食い過ぎで太りに太って、あり得ない体型のブルーバックだった。








最高だ。最高のブルーバックレインボートラウトの捕獲に成功した。

釣り開始25分の出来事。勿論大満足で帰ってもよかった。

けれど今日は帰れなかった。


その後の凄まじい光景に帰るという選択肢は消滅。ボイルしまくりなんだもん。そんな中、ワカサギが水面を逃げ惑い、私の足下まで来た。そいつを追ってまかの50アップレインボーが私の足下まで狂ったかのように突進してきた。岸近くまで追ってきた奴は沖に戻ろうとした。すかさず進行方向にロンズを投入!

激しくジャークを入れると


バイト!

ドギャン!!!

ズジャーーーっと沖に走られまさかのフックオフ。

1日に2度も50アップのバイト。信じられない。


けれどその後は酷かった。ボイルの正体を薄暗い中、目をこらして観察していると、そいつはまさかのナマズだった(笑)
違うボイルにすかさずキャストでヒット!キャッチ出来たのはウグイ。そして次はブラックバスもボイルボイルボイル。



ニジマスウグイナマズバスと、大運動会のようだった(笑)

結局獲れたのは一本のみで、バイト数は15は軽く超えた。全然のらずに悔しい思いもしたが、結局はこの一本に勝るものはない。




隣にいた、紳士のフライマンの方の善意で写真を撮って頂けた。
自分の釣りを一旦辞めてくださり、笑顔で撮ってくださった。だから釣りは辞められない。優しいお気遣いに感激。


本当にありがとうございましたm(_ _)m最高の思い出となりました。


5年ぶりの50アップブルーバックレインボートラウト。53cmだった。









全く60には足りずに驚いたが、この太りすぎた体高に騙された。
210回目で4本目の50アップ。

2017年5月頭 70アップのブルーバック
2017年5月中旬 60アップのブルーバック
2022年5月頭  55アップサクラマス

そして今回の53cmのブルーバックレインボートラウト

4匹/210回釣行


確率の低さにウンザリきている。正直参っている。けれどそのストレスが、たったこの一本で報われた。


98点。胸ヒレが無いから98点としとく。次回はヒレが完璧の100点満点の本栖湖ブルーバックレインボートラウトの捕獲に成功したい。
これで2023年の本栖湖釣行及び、止水(ダム・中禅寺湖)&本流の釣りが終了となった。ワクワクとドキドキをありがとう、止水&本流の魚達。7月からは山岳渓流でイワナ、海でのショアジギに視点を変えて興奮できる魚を狙っていきたい。9月までに十分癒され、秋アマゴに備えたい。