降海型サツキマス。。。
前回はとある県の河口域での釣行だったが、今回。とある県の本流域に勝負をしかけてきた。
そこはサツキマスの聖地。誰もが知っているフィールドだ。トラウトマンなら誰もが憧れるフィールド。有休を取得し、可愛がってもらっている先輩のサツキマス釣行に同行させてもらえることとなった。
私一人なら行かなかったかもしれないフィールド。心強い先輩との遠征だ。
しかし遠い。山梨から3時間。中々の距離だ。
5時着。初めてのフィールドはワクワクする。
運転で疲れたが、この透き通る水を見て疲れも吹き飛んだ。
あの大雨で山梨の河川は未だにカフェオレで荒れているが、ここの本流は川の底まで透き通っていた。源流域のような、飲めるのでは?と思わせる水色。大迫力の流れ。
もうびっくり。山梨には絶対にないフィールドだ。
一昨年から山梨にこだわらずに釣行をしているけど、こういう景色を見たいから県外に出向くのだ。
山梨のフィールドしか知らなくて、本栖湖ばかりに固執し、井の中の蛙だった以前の私から脱出したいために遠征を繰り返しているが、まさに今日はそんな日だった。圧巻の景色だった。
黙々とキャストを繰り返すが反応はない。鮎しかいない。居着きのアマゴもゼロ。
話によるとゼロか100の本流らしい。普通のアマゴはほぼいないらしい。海から上がってくるサツキマスのみが釣れて、それを何百人のアングラーが狙っているらしい。
超絶変態な釣り(笑)
けどいいんだ。よい経験。
昼食
この鉄板焼がもううまいのなんのって。疲れた胃袋に染み渡った。ビールが呑めなかったのが残念
昼食後、最後のポイントに入った。
時刻は17:00。夕マズメに大いに期待。

よく頑張ったよ今日は。
とにかく素晴らしいフィールドだった。底まで透き通った水。渦をまく強い流れ。素晴らしい自然。海から上がってくるサツキマスがいる流れ。
そんなフィールド山梨にはない。はるばる出撃して本当に良かった。結果はボウズだし、くたくたに疲れたけれど、10年経っても忘れられない釣行となった。これからもただ釣るのではなく。小さいイワナをただ乱獲して喜ぶのではなく。
ボウズだとしても10年経っても忘れない、心に残る釣行をこれからもしていきたいと改めて今日心に誓った。
聖地長良川。ありがとう!





