さぁ44回目のダム釣行が本日の朝一から始まった。
3年前の私だったらネガティブな考えで『どぉせ釣れない』などと考えていた。しかし今は違う。せっかくの一度きりの人生。せっかくの会社サボり。
楽しまなきゃ損だよね!?と考えを改めるようになり、『物事に絶対などない』とも考えるようになった。
絶対釣れないなんて絶対ない。プロのアングラーの方々が釣られるような、雑誌に載るようなカッコいい魚を私にだって釣れるチャンスが数%はあるはず。その数%を34才になって中年に差し掛かり楽しめるようになった。
自信に道溢れ、楽しみながら6:15スタート!
しかし釣れなかった(笑)マイナス14℃。極寒のなか手足は痺れ、クラクラしながらロッドを降ったがアタリすら無い。時間はとっくにマズメを過ぎ、8時を回った。
使ってるルアーが悪いのか?
アクションが悪いのか?
私はトラウトへの価値観やタックルなどで批判を受けることが多々ある。その度に腹が立つ。
『なんであんたにそんなこと言われなければならないんだ!?アンタはプロかなにかか!?』と思う。
私は自分が信じた釣り方、自分が好きなスタイル(車中泊など)、自分が楽しいと思える釣りならそれでいいじゃん!と思う。人に合わせる必要なんて全く無い。
例えばダイワのロッドにシマノのリールつけたっていいじゃん。イトクラのエキスパートカスタムにカーディナル以外のリールつけたって別にいいじゃん!ナスキーだっていいじゃん!ワーム使ってトラウト釣ったっていいじゃん!その人が心から楽しめてればそれはそれでいいじゃん。と思う。批判ばかりする奴らは大嫌い
犯罪犯してるわけじゃないんだがら、人のタックルやスタイルを批判するのはやめましょう。
だから一番信用しているスプリーモのロンズを信じて引っ張り倒した。『スプリーモなんてダメだ』とも言われたことがある。だからアンタらはなんなんだよ(笑)けど私はこの7年間ずっと信用している。ロンズのミノーには反応無しだから、ロンズのシンキングペンシル7cmに変えて引っ張った引っ張った。
引っ張り倒して………。
ズドギャン!!!
8:30頃の出来事だった。目の覚めるような強烈なバイトからのドラグがズジャーーー。
44回ダムに通ってここまで強烈なバイトは初めて。
思い返せば本栖湖釣行と同じように辛い苦しい思いもたくさんした。大雪で車が動かなくなるし、車は壁に擦るし、ボウズばかりだし。
けれど。
このバイトで全てが報われた。キタ瞬間50アップは勿論のこと、ブラウンだと確信。
サクラの場合はスポーツカーのように早くてロッドの制御がうまくできずに太刀打ちできない。まさにスピードスター。若い中型犬に引っ張られてるような感覚。(個人的に)
しかしこの引きはまさにダンプカー。ドスンドスンと重たい引き。サクラのようなスピードは無いけれど、とにかく重たい引き。まさにゴールデンリトリバーに引きずられている感覚。
足が震える。『バレたらどぉしよう。。』
やっとの思いで寄ってきた魚を見て安心。ロンズが丸呑みされていた。けれど奴はここへきて最後の抵抗を見せる。またドラグを出された。
ズジャーーー。勘弁してくれ。。。
しかし22イグジスト。ダイワの最高峰リールなだけあって素晴らしいドラグ機能だった。
慎重にいなしてネットイン。











