予定通り、峡北のとあるダムのバックウォーターへ。
峡北地区に詳しいお方はあのダムを思い浮かぶのではないでしょうか。私もトラウトを始めて6年。毎年必ずそこのダムのバックウォーターへは秋に出掛けていた。
橋の上から見ると、本栖湖に劣らない数のベイトの群れ。
そして何より秋鱒の目撃情報がある。ピンクの背っぱりを目撃した先輩もいる。
なのでそこのバックウォーターに通いつめていたのだが……
今年は違う。
なんしろ!!同じ場所に行ってもしょうがない!!初めての場所に行って、ボウズでもいいから経験値を積みたいし、色々な景色を見たいのだ。
なので同じ峡北地区でも、全く違うダムへ。
薄暗い中入渓。ダムから3キロ程上流へ入ります

するとまさかまさか。毎回こんなことばっか!!!すぐ堰堤がある!!巨大な。しかも魚道は無し。完全に秋鱒達は登ってこれない。
ではもっと近くのバックウォーターへ入るか?しかし時刻はまだ朝五時半。ちょい薄い。
初めての場所に付き、無茶は出来ない。危険と判断し、下流域には日が登った時に入るとし、そこから釣り上がることに。
遡上秋鱒は無理だが、居着きの秋鱒は勿論チャンスはゼロではない。
遡上がないからか。放流がないからか。水温が低いからか。
チェイスはあるが中々口を使ってくれない。
一時間程ノーバイト。だが今日は気分がいい。
初めての場所、初めて見る景色はやはり楽しい(^^)
そんな落ち着いた気持ちが通じたのか?


来た瞬間ドキッとした、良型。
残念ながら尺は無かったが、もぉこれで満足してしまった。
秋色でも、ネイティブ感もないが、このぐらいの良型のアマゴは私にとっては貴重な魚だ。

それから三時間程登ったら崖崩れが起きていたので、ここで終了。
当初の計画通り、下流域まで車で移動。
斜面を見てみると、やはり朝の判断は正しかった。初めてで薄暗い中は危険だっただろう。
明るい今なら何の事はない。ゆっくり入渓。
水面に立つと。。。。
ここからがこの記事の本番です(笑)
まさかの60アップがいるではないか!!!!!
背っぱり!!!尾びれも胸びれも完璧のピンピン!!!
アゴが鮭の様にしゃくれている。
そしてそして真っ赤に染まっていた
ヤバすぎる個体を発見してしまった。水が透明な上、60を越す巨体。全てが丸見えだった。ヒレピンなのが水中でも分かった
猛然と水面を流れてくる虫に食らいついている。静かな森の中に、そいつのライズ音だけがこだまします。
シュパーンシュパーンと。
私から見ると虫というか、ゴミも食っているように見える(笑)枝ごと食ってるだろ、アイツ。
まぁなんでもいいや、これは間違いなく10000%バイトまで持ち込める魚だ。
しかし!!私の今日のタックルはアングロカンパニーのインプ。5.1フィートの、キャスト可能ルアーは3.5gまでのロッド。おまけに4ピース。
まぁ絶対無理ですね、そんな魚を上げるのは。
中流域だったらイトクラのULXを使っているので、60ぐらいの魚だったらいけるでしょう。しかし、今日は渓流域。まさかそんな魚いるなんて。
20代の子供の時だったらすぐにキャストして、ロッド折られて泣いていたがそこから10分程休戦することに。
ではどうするか?
まずはラインを結び変えます。ガチガチに(笑)
次にフックを本栖湖用のフックに変えます。ルアーは渓流用なので、かなりイビツなルアーの出来上がり。フックがジャガジャガしています。
次はドラグの調整。ズルズルにしときます。フッキングはしないことにしました。
奴は必ず体当たりのようなバイトのはず。食った瞬間走るだろうと予想し、フッキングは向こう合わせでいいや。
フッキングより、最初の突っ走りをいなせるかどうかの方が大事だと感じたからだ。
そしてロッドの継ぎ目を再度きつく差し込み直します。
準備完了。
奴は10分以上経ってもシュパーンシュパーンと枝や落ち葉を食っていた(笑)どんだけ腹減ってんだよ。。。
足音を経てずに近づき、魚の5m程先にルアーをキャスト。高速で(かなり速め)トュイッチ。
ドッカーン。
そんな音は勿論しないが、例えるならばそんな音だろうか。案の定一発で食ってきた。とんでもない勢いで。
そこからの走りときたらもう笑えます。
全然止まらないドラグ。
2000番のリールにして、0.8PEを、60m程しか巻いていない。
ジャージャー出しながら止まりません。
しかし幸いなことに、そこは大淵で障害物が全く無かった。なので私はただひたすら耐えた。
しかも座りながら(笑)もう私にできることは耐えることしかない。
こいつを獲る為に準備は完璧にした。あとは座りながら耐えるだけ。
なんて馬鹿力の魚にのだろうか。ジャージャー出しています
そこから何分だろうか??15分はたったのかな?
なのに全然止まらない。
もぉいい加減我慢の限界!!
勝負することに!!!!!!
バレてもいいやと強引に近づけてみた!!!




頬っぺたを真っ赤に染めた、レインボーだった。
64センチ
すみません、秋鱒では無かったです。
だがやはりダムからの遡上系。何があるかわからない。ダムや湖が下にある渓流はやはり最高に面白いし、何より夢がある!!!
秋鱒は今日も釣れなかったが、良型のアマゴに巨ニジに、楽しめた。
ワクワクをありがとう、バックウォーター!!
峡北地区に詳しいお方はあのダムを思い浮かぶのではないでしょうか。私もトラウトを始めて6年。毎年必ずそこのダムのバックウォーターへは秋に出掛けていた。
橋の上から見ると、本栖湖に劣らない数のベイトの群れ。
そして何より秋鱒の目撃情報がある。ピンクの背っぱりを目撃した先輩もいる。
なのでそこのバックウォーターに通いつめていたのだが……
今年は違う。
なんしろ!!同じ場所に行ってもしょうがない!!初めての場所に行って、ボウズでもいいから経験値を積みたいし、色々な景色を見たいのだ。
なので同じ峡北地区でも、全く違うダムへ。
薄暗い中入渓。ダムから3キロ程上流へ入ります

するとまさかまさか。毎回こんなことばっか!!!すぐ堰堤がある!!巨大な。しかも魚道は無し。完全に秋鱒達は登ってこれない。
ではもっと近くのバックウォーターへ入るか?しかし時刻はまだ朝五時半。ちょい薄い。
初めての場所に付き、無茶は出来ない。危険と判断し、下流域には日が登った時に入るとし、そこから釣り上がることに。
遡上秋鱒は無理だが、居着きの秋鱒は勿論チャンスはゼロではない。
遡上がないからか。放流がないからか。水温が低いからか。
チェイスはあるが中々口を使ってくれない。
一時間程ノーバイト。だが今日は気分がいい。
初めての場所、初めて見る景色はやはり楽しい(^^)
そんな落ち着いた気持ちが通じたのか?


来た瞬間ドキッとした、良型。
残念ながら尺は無かったが、もぉこれで満足してしまった。
秋色でも、ネイティブ感もないが、このぐらいの良型のアマゴは私にとっては貴重な魚だ。

それから三時間程登ったら崖崩れが起きていたので、ここで終了。
当初の計画通り、下流域まで車で移動。
斜面を見てみると、やはり朝の判断は正しかった。初めてで薄暗い中は危険だっただろう。
明るい今なら何の事はない。ゆっくり入渓。
水面に立つと。。。。
ここからがこの記事の本番です(笑)
まさかの60アップがいるではないか!!!!!
背っぱり!!!尾びれも胸びれも完璧のピンピン!!!
アゴが鮭の様にしゃくれている。
そしてそして真っ赤に染まっていた
ヤバすぎる個体を発見してしまった。水が透明な上、60を越す巨体。全てが丸見えだった。ヒレピンなのが水中でも分かった
猛然と水面を流れてくる虫に食らいついている。静かな森の中に、そいつのライズ音だけがこだまします。
シュパーンシュパーンと。
私から見ると虫というか、ゴミも食っているように見える(笑)枝ごと食ってるだろ、アイツ。
まぁなんでもいいや、これは間違いなく10000%バイトまで持ち込める魚だ。
しかし!!私の今日のタックルはアングロカンパニーのインプ。5.1フィートの、キャスト可能ルアーは3.5gまでのロッド。おまけに4ピース。
まぁ絶対無理ですね、そんな魚を上げるのは。
中流域だったらイトクラのULXを使っているので、60ぐらいの魚だったらいけるでしょう。しかし、今日は渓流域。まさかそんな魚いるなんて。
20代の子供の時だったらすぐにキャストして、ロッド折られて泣いていたがそこから10分程休戦することに。
ではどうするか?
まずはラインを結び変えます。ガチガチに(笑)
次にフックを本栖湖用のフックに変えます。ルアーは渓流用なので、かなりイビツなルアーの出来上がり。フックがジャガジャガしています。
次はドラグの調整。ズルズルにしときます。フッキングはしないことにしました。
奴は必ず体当たりのようなバイトのはず。食った瞬間走るだろうと予想し、フッキングは向こう合わせでいいや。
フッキングより、最初の突っ走りをいなせるかどうかの方が大事だと感じたからだ。
そしてロッドの継ぎ目を再度きつく差し込み直します。
準備完了。
奴は10分以上経ってもシュパーンシュパーンと枝や落ち葉を食っていた(笑)どんだけ腹減ってんだよ。。。
足音を経てずに近づき、魚の5m程先にルアーをキャスト。高速で(かなり速め)トュイッチ。
ドッカーン。
そんな音は勿論しないが、例えるならばそんな音だろうか。案の定一発で食ってきた。とんでもない勢いで。
そこからの走りときたらもう笑えます。
全然止まらないドラグ。
2000番のリールにして、0.8PEを、60m程しか巻いていない。
ジャージャー出しながら止まりません。
しかし幸いなことに、そこは大淵で障害物が全く無かった。なので私はただひたすら耐えた。
しかも座りながら(笑)もう私にできることは耐えることしかない。
こいつを獲る為に準備は完璧にした。あとは座りながら耐えるだけ。
なんて馬鹿力の魚にのだろうか。ジャージャー出しています
そこから何分だろうか??15分はたったのかな?
なのに全然止まらない。
もぉいい加減我慢の限界!!
勝負することに!!!!!!
バレてもいいやと強引に近づけてみた!!!




頬っぺたを真っ赤に染めた、レインボーだった。
64センチ
すみません、秋鱒では無かったです。
だがやはりダムからの遡上系。何があるかわからない。ダムや湖が下にある渓流はやはり最高に面白いし、何より夢がある!!!
秋鱒は今日も釣れなかったが、良型のアマゴに巨ニジに、楽しめた。
ワクワクをありがとう、バックウォーター!!