石破自民党が2040年までに賃金を50%増やすと公約しました。

 

「2040年までに」というのが次の参院選挙の公約になりうるのか?

 

という疑問がありますが、とりあえずそのことは置いておきます。

 

問題なのは、「2040年までに」ということで、これは15年後の話になります。

 

ということで計算してみました。

 

現在の賃金を1として、15年後に1.5(50%増)にするための年率換算にすると、

 

1.5の15乗根を計算すれば求められます。Pythonで計算すると、

 

1.5**(1/15)

 

で答えは1.0273・・・です。

 

つまり、毎年2.73%賃金上昇すれば、15年後には50%上昇の達成です。

 

これがすごい公約に思えますか!?

 

こんな公約を、さも凄いことをやるように大々的に発表です。

 

多分ですが、物価はこれ以上に上昇すると思います。

 

確かに、財務省主導による失われた30年に比べれば2.73%でも多少はマシかもしれません。

 

しかし、こんな数字を出してくるとは、

 

国民が馬鹿にされてるんですよ!

 

というか、石破が財務省にバカにされてると思います。

 

財務省:「15年後には賃金が50%上昇します!」(年率にすると3%未満ですけどねっ!)

 

石破:「何!?それは良いことだ。早速公約にして発表しよう!」

 

財務省:(石破が累乗根なんか計算できるわけがない。イヒッ!)

 

 

そもそも、「令和の所得倍増」はどうなった!?全く実現してません。

 

嘘ばっかりの自民党と政治家、財務省ども。

 

全員、仕事辞めればいいのに。