アメリカの関税政策に対して、中国が84%もの報復関税措置を行うと発表しました。

 

さらに、報道されませんが中国が米国債を売りまくってます。

 

これにより、米国債の長期金利が4.5%まで急上昇。

 

これは、中国が米国に対して攻撃を開始したのと同じです。

 

長期金利が4.5%まで上がったと言うことは、米国は今年、1400兆円の借金の4.5%、つまり63兆円も利子だけで返済しなければなりません。

 

しかもこの4.5%の長期金利はさらに上がり続けてます。中国が米国債を売ってるから。

 

このままいけば最悪、いや、ほぼ、米国はデフォルトします。

 

トランプもトランプですが、中国も中国です。チキンレース状態になってます。

 

どっちかが引かなければ、アメリカは破綻し、中国も甚大な被害を受けることになりますが、メンツの張り合いでこのまま突っ込むかもしれません。

 

そうなるとリーマンショックどころの騒ぎではありません。

 

リーマンショックは結局のところ特定種類の証券が紙屑になって銀行が潰れただけですが、アメリカの破綻は世界中を巻き込んで連鎖します。

 

特に、日本は財務省が外為特会で米国債を100兆円以上も使わずに持ち続けてますから、100兆円以上が吹っ飛びます。

 

そして例によって世界中で日本が一番被害が大きくなることでしょう。バカな財務省のせいで。

 

トランプさんは、中国がここまで対抗してくるとは思ってなかったかもしれません。

 

ビジネスマンなので、ここは冷静に中国と対峙してくれることを願うばかりです。

 

あとプーチンも大喜びするかもしれません。

 

世界があたふたするどさくさに紛れて何かやらかしてくるかもしれません。