「税制は公平でないといけない」
と言う大原則があります。
しかし、消費税は全然公平じゃありません。
その理由ですが、
1、大企業は中小企業に部品の作成を依頼する時、買い叩く
事実上の値下げの強要。
2、中小企業は大企業に納品する
中小企業は大企業から部品代をもらいますが、この時に中小企業には消費税がかかります。
当然、二次受け三次受けも消費税を払います。
3、大企業は海外に販売する
海外に販売する製品に大企業に消費税はかかりません(消費税分が還付されます)。
4、国民が大企業の製品を買う
国民は消費税を払います。
つまり、大企業に部品を納入する中小企業は消費税を払います。
大企業は世界中に製品を販売するので、大企業は海外への販売には消費税がかかりません。
大企業の製品を購入する時、国民は消費税を払います。
国民は消費税を取られ、中小企業も消費税を取られ、大企業は消費税が還付されます。
これが公平と言えるでしょうか?!
トランプ大統領はこれを不公平だと言っています。
それで、海外製品に関税をかけると言っているのですが、これは事実上、「アメリカ人に消費税をかける!」と言ってるのと同じです。
日本の税制も公平になることを切に願います。
