自民党が103万円の壁を123万円に引き上げることで調整してるそうです。
ちょっと待てよ。
106万円の壁は撤廃で決定しているので、再来年からは所得が低い人も働けば保険料を徴取されることになります。
そうすると、仮に123万円になったとして、一体手取りはいくらになるのか計算してみました。
厚生年金保険料は18.3%です。会社と折半とはいえ、総額18.3%手取りが減ることになります。
123万円×(1ー0.183)=100万4910円
103万円の壁ではギリギリまで働くと手取りが103万円だったのが、123万円の壁になるとギリギリまで働いても手取りが100万4910円に大幅に減額されることになります。
保険料なので将来いくらか帰ってくるとはいえ、再来年からとはいえ、企業と折半とはいえ、働いてもらえる実質の手取りは減額です。
さらに巧妙なことに、「保険料は企業と折半」というのも変更されるようです。
なんと、保険料の企業の支払い率が50%から90%まで、企業側が調整できるようになるようです。
働く先によって、働き手の支払う保険料が変わるわけです。
これでただでさえ分かりにくい保険料がさらに分かりにくくなります。
詐欺師が人を騙すためにわざとややこしくするあの手口です。
国民、完全に舐められてます!
「国民は馬鹿だからちょっと難しくすれば理解不能になるから。クソバカだな。ヒヒヒ。」
と思われてるわけです。
そんなに財源がないのでしょうか?
・アメリカ国債の利子は3〜4%
日本政府が持ってる数百兆円分のアメリカ国債の利子、毎年増え続ける数兆円分の利子は一体どこに消えているのでしょうか?
・ETF(株の一種)の配当金は数%
日銀が購入したETFは、毎年数兆円の配当金が支払われてます。毎年支払われる配当金数兆円は一体どこに消えているのでしょうか?
「財源が無い」と嘘を吹聴する財務省。
財務省のHPでは、「日本国債は安全で大丈夫」と格付け機関による格下げに反論しました。
つまり、財務省は日本は借金で大変ではないと知ってるわけです。
誰か財務省の役人を詐欺罪で刑事告訴してくれませんかね?
