キオクシアが12月に上場することが発表されました。
元々は東芝の半導体部門だったキオクシア。
日本語の記憶と、ギリシャ語のアクシア(価値あるもの)を合わせた造語だそうですが、
今のSSDに繋がるNANDフラッシュメモリーを世界で初めて発明した企業です。
つまり、技術は超一流。
このまま行ってれば今頃日本は半導体王国だったんだろうなー。
しかし、バカな経営者のおかげでその発明者は冷遇され、挙句に技術が韓国に流出。
今では技術を格安で手に入れたサムスンなどがメモリー半導体の大手に君臨しています。
そんなキオクシアですが、東芝から分離後、12兆円で上場しようとしましたが時代の情勢で延期。
4年前にも上場しようとしましたがまた延期。その時の時価総額は1兆5千億円。最初の8分の1です。
そしてやっと今年の12月に上場しようとしてますが、上場額が7500億円とさらに半減。
最初の12兆円に比べると悲しくなるほどの安値で売り出されようとしています。
さて、12兆円から16分の1に減額されたので安いと見るか、それとも、時間が経つほど安くなってるからもっと安くなると見るか。
どちらにしても日本企業だから頑張って欲しいのですが、問題は官僚気質の人が天下ってきて経営層に加わるかどうかです。
でもこういうのって、呼びもしないのに大抵官僚が関わってくるよねー。
