楽天モバイルが黒字化の試金石となる800万回線契約を突破しました。

 

これはMVNOの数字を除く数字だそうで、実際にはもっと契約数は多いと思われます。

 

600万から700万までは半年で達成しましたが、700万から800万までは5ヶ月で達成です。

 

わずかですが契約増加ペースが加速していて、自分も使っていて分かるのですが、今ではもう切れることはありませんし、なんならドコモよりよくつながる位です。

 

それもそのはずで、KDDIの基地局を使える上に、楽天独自の基地局も使えるので、なんならKDDIよりもよく繋がるはずですし、最近評判がよろしくないドコモよりも繋がるわけです。

 

さらに、みずほ銀行とのカード事業の業務提携です。

 

みずほ銀行UCカード、オリコカード等のカード事業を運営していますが、正直、個人レベルではあまりパッとしないカードです。

 

一方、楽天カードの方は個人レベルでは誰でも知ってるし聞いたことがあるレベルで普及しています。

 

この両者が資本提携することで、クレジットカード業界にかなりのインパクトがあると言われています。

 

じゃ、どうインパクトがあるのかを、これに先駆けて行われた証券業界の提携から読んでみたいと思います。

 

みずほ銀行は証券業で楽天証券と資本提携しましたが、この影響は、今の所小さいと言えます。

 

1、みずほ証券は法人とお金持ちの顧客に強い

2、楽天証券はネット証券最大手で個人顧客に強い

3、両者の提携で、みずほ証券の顧客と楽天証券の顧客を相互に誘引できる

4、そのための新会社を設立

5、楽天証券のトウシルにみずほ証券の人が出てくる機会が多くなった

 

今のところは以上です。

 

では、クレジットカードの提携ではどうなるのか、先の例から予想しますと、

 

1、UCカード、オリコカードは法人、大口顧客に強い

2、楽天カードは個人顧客に強い

3、両者の提携で、UCカード、オリコカードと楽天カードの顧客を相互に誘引できる

4、そのための新会社を設立

5、みずほ系カードのポイントと楽天ポイントの相互交換ができるようになる

 

今のところはこれが予想される資本提携の内容です。

 

あまり影響なさそうな感じですが、みずほ銀行楽天に出資し株価が上がってるのでかなり儲かったはずです。

 

みずほ銀行としては個人の優良顧客を得られますし、楽天みずほ銀行の大口、法人顧客を得られるようになる上に、楽天モバイルの資金が安定化するのでウィンウィンの関係です。

 

ここに来て待望の800万回線突破です。

 

楽天の将来は明るいんじゃないでしょうか?