日銀総裁が
「物価上昇率から名目金利を引いた実質金利はマイナスだ。だから金利を引き上げても大丈夫!」
という趣旨の発言をして、実際に金利を引き上げました。
「実質金利」と言うのは、物価上昇率から金利を引いた金利のことで、
例えば物価が2%だとして、金利が0%だとすると、
0−2=−2%
となり、これが実質金利。(ー2%)
なので、
「金利を0.25%引き上げたところで大した問題なかろう」
というのが、日銀が金利を引き上げた理由の1つだそうです。
日銀の理論(実質金利)で言うと、
「金利は2%まで引き上げても全然大丈夫!」
となりますが、今の日本の景気状況を見て2%に引き上げても大丈夫!と思う人はいないと思います。
(国内消費が下がり続けてますから)
ということで、この「実質金利」ですが、世界標準で言えば、
「そんな古い金融論をまだ言ってるの!?」
という驚きだそうです。
この、古い金融論(実質金利)を使って引き起こされたのが、1987年の「ブラックマンデー」です。
その時の反省から、現代では「中立金利」が使われるそうです。
中立金利とは、現在の物価上昇率と景気動向、株価等を見ながら「程よい金利を見つける」ということだそうで、アメリカではインフレを止めないといけないので物価上昇率よりもかなり高い金利をつけてます。
これが実質金利を採用してたとしたら3%以下に金利を引き下げないといけませんが、そうはなってません。
ということで、世界に日本のバカさ加減がバレてしまいました。
歴史的に見ると、日銀や財務省はダチョウ倶楽部みたいに、
「今、それをやるなよ。絶対にやるなよ。いいか、それだけは絶対にやるなよ。」
と言うことを、やらかしてしまうわけです。
ウケ狙いだったら良いのですが、世界に笑われた挙句に、日本中が大ダメージを被り、あっという間に30年です。
