旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が、
「献金した1億円を返却せよ」
という家族からの訴えを、
「献金を行うのは母親の自由意志であり、それに対する家族の訴えも受け付けない」
という契約を交わし、そしてその状況を撮影して証拠として提出しました。
これに対し、最高裁判所は
「公序良俗に反する」
という画期的な判決を行いました。
これは画期的ではありますが、家族の気持ちを考えると至極当然の判決です。
母親は洗脳されており、家族は献金で貧困になり、善良な教団であれば、こんな状況を見ていたら献金は断るはずです。
しかし教団側は自己の利益のために献金を受け入れました。
さらに、わざわざこんな契約を結び、証拠を残したこと自体が、教団が悪いことをしてるという自覚がある証拠です。
つまり、近い将来に裁判沙汰になることを予想し、その対策を十分にしているわけです。
悪質なカルト宗教はこういったことをよく行います。
この教団は組織的詐欺組織の可能性が高い。しかし末端の信者は洗脳された犠牲者です。
家族の母親は裁判中に亡くなっており、家族の悲しみがこの判決で少しでも癒されることを願います。