自分、音楽聞く時は大抵Adoちゃんの曲を聞いてます。
それか、最近はアニメ「怪獣8号」の「Never Break Down」。
Adoちゃんは中学生の頃にニコニコ動画で歌を歌い始めて、気が小さくて近所迷惑にならないように押し入れの中から生中継して歌を歌っていたというほど歌好きな女の子です。
リアルボッチザロックみたいなデビューでした。
そんな子が今では世界を相手に評価される歌手になりました。
で、今更と言われそうですが、「愛して愛して愛して」にハマってます。
正確に言うと、この曲は元々初音ミクが歌ってた曲で、Adoちゃんの「歌ってみた」と言うアルバムの中でAdoちゃんがカバーした曲です。
で、この曲がまた素晴らしい!
聞けば聞くほど、「自分のことを愛して!」と言う気持ちを気が狂うほど感情に乗せて歌ってます。
それで、「Adoちゃんってやっぱすげーわ」と思いながら聞いてたのですが、
この曲に関しては、Adoちゃんも凄いんですけど「実は作曲家が凄い」と言うことに気がついたのであります。
おもちゃのピアノと木琴を使った出だし、こんなの思いつきませんぜ。
「ちょっとふざけてます?」
と言われても仕方がありませんが、これがインパクトになってて、その後のAdoちゃんの美しい声と相まって印象に残る曲になってます。
おもちゃの楽器を使った安っぽさと、学芸会のようなリズム。
同時にAdoちゃんの声の完成度、「愛してほしい!」という欲求の高まり、そしてその欲求が強過ぎて狂った領域まで行ってしまう歌詞とAdoちゃんの感情に乗った歌声。
最後はジャズのような完成度の曲になって終わります。
いやー、すげーです!
よくこんな曲作ったな。誰だ作曲家は。
と思って調べてみると、「きくお」と書いてあります。
調べてみると、一応プロの作曲家らしいですが、どこかの事務所に所属してるとかではなく、音楽を作ってはYouTube上で無料公開してるという、個人で作曲活動をされてる人のようです。
それでいて、このクオリティです。
きくお、色んな意味ですげーです。そして凄い才能。