鹿児島県警のトップが不正を働いていたことを告発した人物が逮捕されました。
この逮捕された人は元鹿児島県警の叩き上げで出世した人物らしいです。
この人が警察内部の不正を告発しました。つまり、エリートのトップを告発したことになります。
このエリート県警のトップは、警察内部の犯罪を隠蔽していたそうです。
つまり、ことなかれ主義の典型的なエリート官僚ということになります。
問題は、犯罪の隠蔽した人が逮捕されたんじゃなくて、それを告発した人が逮捕されたという点です。
これが国家公務員法の守秘義務違反になるそうです。
「犯罪隠蔽の告発」が守秘義務違反になるんでしょうか?
もしこれが守秘義務違反になるのだとしたら、戦時中のエリート官僚に対して文句が言えない体制が続いているということになります。
つまり、戦時中はエリート官僚が「戦争しろ!」と言った場合に、それに対して部下は文句を言えなかったわけです。
鹿児島と言えば西郷隆盛が有名ですが、この人も鹿児島の役人の横暴ぶりに嫌気がさしたのがモチベーションとなって革命家になったような人物です。
西郷隆盛が今の鹿児島県警の状況を見たらどう思うことでしょうか?
ところで、この情報を受けて国はどういった対応を取るのかが注目されます。
国の今後の対応によっては、国も鹿児島県警と同じ体質と言われかねません。