デンゼルワシントン主演スパイクリー監督「天国と地獄」がリメークされることが発表されました。

 

「天国と地獄」と言えば、刑事物のジャンルを確立した黒澤明監督の名作です。

 

原作はアメリカの推理小説家、エド・マクベインの「キングの身代金」(原題:King's ransom)ですが、リメーク版のタイトルが「High and Low」と発表されましたので、黒澤映画「天国と地獄」のリメークになるでしょう。

 

ストーリーですが、大金持ちの会社社長が息子を誘拐され、その捜査についた刑事が犯人を捜す、というストーリーで、貧富の差もテーマになってます。

 

また、英語版タイトルの「High and Low」「貧富の差」と言う意味がありますが、同時に「隅々までくまなく捜す」と言う意味もあるので、洒落の効いた考えられたタイトルとも言えます。

 

と言うことで、デンゼルワシントンが刑事物に主演するというだけで面白さは確定です。

 

一つ心配なのは、リメーク版には金持ち社長の一本木な男らしさが描かれるのですが、そこらへんがリメークで弱まってしまわないかが心配です。

 

オリジナル版の面白さを超えられるか、これはかなり楽しみです。