SBI証券がIPO(Initial Public Offering:新株公開)の株価を引き上げるよう働きかけていたとして金融庁から行政指導を受けると話題です。

 

SBI証券は、過去にも顧客の株式取引に割り込んで取引をする超高速取引(High Frequency Trading)をしてたとして批判されたことがあります。

 

それに懲りることなく、今回の行政指導です。

 

つまりそれだけの倫理観しか持ってない証券会社ということです。

 

なんでもIFA(Individual Financial Advisor)を使って高値で買わせていたということらしく、IFAって独立系ファイナンシャルアドバイザーということなので、企業とは独立して公平なアドバイスを受けられるとして最近人気が出つつあるサービスでした。

 

ところが、蓋を開けてみると証券会社の言いなりになって動いていたということが明らかになってきていて、これは証券会社だけではなくてIFA全体の信用を落とす事件ともいえます。

 

SBI証券は「事実ではない」と言い訳してますが、これだけ信用を落としてますので、事実はどうあれ、イメージに傷はつきました。

 

0円革命とかいち早く革新的なサービスを始めたりして、今後の発展が見込まれていただけに残念です。

 

今回の反省を活かして、もっと誠実に顧客に向き合うようになることを心からお願いしたいです。