今回のパーティ券のキックバック問題ですが、
「会計士だけが逮捕されて、政治家が逮捕されないのはどうなんだ!?」
という意見が見られます。
確かにその通りですが、この意見もまだ読みが甘いのです。
悪いことをした政治家は確かに悪いですが、その情報を調査、リークし、そして実際に検察を動かす官僚たちが裏側にいるわけです。
財務官僚と検察官僚。
政治家が逮捕されるかされないかは、官僚の意向次第なんです。
「今回は逮捕しないから、その代わり、分かってるよな?!」
ということなんです。
減税政策が話題に上った途端にこれです。
この問題で減税政策の議論が立ち消えになりました。
・ガソリン税の二重課税問題の議論が消えました。
・トリガー条項の発動議論が消えました。
減税のことを言い出すと、こういうことになるんです。
本当に悪いのは、裏側にいる官僚たちなんです。
アメリカみたいに、政治家が変わったら官僚も変わるシステムを構築しないとダメです。
あと、「政治には金がかかる」と堂々と言い放つ政治家ども。
政治家辞めればいいのに。