小鳥が大好きな自分。
NHKの「さわやか自然百景」はお気に入りの番組です。
小鳥たちが一生懸命生きてるのを見てると本当に心が癒されます。
そんな「さわやか自然百景」ですが、
「こんな場面どうやって探し出して撮影したんだろう」
と思わざるを得ない場面を、事もなげにさらりと見せてくれる凄さがあります。
小鳥好きで普段から結構小鳥に注目しながら生きてる自分ですが、エナガが巣作りをしてる場面なんて、人生で一度も出会ったことがありません。
そんな場面を探し出して撮影するプロの人たちって、純粋に「凄いよなぁ」って尊敬します。
同じような番組で「ダーウィンが来た」がありますが、
あっちの方は
「世界初!」とか、「どうだ!すごいだろ!」
的な見せ方をしてきます。ま、確かに凄いんですけれども。
ところが「さわやか自然百景」の場合は、
そんな自己主張、自己顕示欲的なものは一切ありません。
そこが凄いんです。
「さわやか自然百景」は高田純次さんみたいなものです。
本当はすごい人なのに、大竹まことさんみたいなお笑い界の重鎮や、本当はめっちゃ怖い演劇界の重鎮、柄本明さんのような人にも飄々と軽口を叩けるすごい人なのに、全くすごく見えない凄さがあります。
本当にすごい人って、すごい人に見えないんですよこれが。
自分もそんな人になれればいいなぁ、と思った今日この頃でした。
