リーマンショック以来の大規模破綻だそうです。

 

シリコンバレー銀行が破綻したそうですが、なぜかというと、一応金融資産は持ってて、結構余裕はあったそうなんです。

 

そうなんですが、その金融資産の中身というのに問題があったそうで、10年物国債を主に持っていたそうで、これが10年経たないと償還されないものだったのが破綻の根本原因だったそうです。

 

1、10年経たないと現金が戻ってこない金融資産は豊富に持っていた

2、金融機関から短期のお金を借り入れてシリコンバレーのベンチャー企業に高利で貸し出して利益を得ていた

3、米国が利上げを続け、短期で借り入れていたお金を高金利で返済する必要が出てきた

4、高金利でお金を返済し続けるも、10年物国債は償還されないので手持ち資金が枯渇

5、資金が枯渇したんじゃないかと噂が広まり、取り付け騒ぎが起きる

6、シリコンバレー銀行破産

 

という流れだそうです。

 

経営者が資金を10年物国債にしてたってのがそもそもの誤りなんですが、問題は銀行倒産の影響です。

 

この銀行と取引していた企業がたくさんあるわけですが、この影響がどこまで広がるか、今の所はっきりしてません。

 

来週になれば影響範囲がじわじわと分かってくるかと思いますが、ことと次第によってはリーマンショック級の影響があるかもしれません。

 

ただし、リーマンショックの時みたいに、金融の仕組みそのものが不安に陥ったわけじゃないので、過度に不安視する必要はないかと思います。

 

今の所は・・・。