意味が良く分からなかったので調べてみました。
事件について簡単に言うと、楽天モバイルがTRAILと日本ロジスティックという会社と契約して携帯基地局の工事を行わせていたそうですが、そこに不正があったそうです。
どんな不正かというと、昨年9月に楽天モバイルの社員が日本ロジスティックとTRAILの役員と共謀して楽天モバイルに料金を水増し請求(46億円)していたそうです。
つまり悪いのは、
1、楽天モバイルの社員1人(キックバックをもらって儲けていた)
2、日本ロジスティック社(水増し請求で儲けていた)
3、TRAIL社(水増し請求で儲けていた)
この3者が悪人ですね。
で、楽天モバイルの社員はクビになりました。当然ですし、逮捕されてそれなりの損害賠償をしてもらう必要があります。
で、日本ロジスティックは倒産。社員はかわいそうですが、バカなトップについて行ったのが間違いと諦めるしかありません。
そして、TRAILですが、現在は事業停止中だそうです。こちらも同様で、企業トップが悪人だったのでしょうがありません。何も知らない社員はかわいそうですけれども。
で、ここまでは、楽天モバイルはどちらかと言えば会社としては被害者に該当すると思われます。
そうなんですが、今回報道されたのは、日本ロジスティックとTRAILの下請けとして働いていた企業が倒産危機にあるということらしいです。
つまり、日本ロジスティックとTRAILの下請けですね。
日本ロジスティックとTRAILは大したこともせずに仕事を丸投げしてボロ儲け。
で、下請けは一生懸命真面目に働いてただけなのに倒産危機。
楽天はこの下請けを助けるべきじゃないか!
ということらしいです。
確かに。
楽天モバイル自体も余裕がないと言われてますが、ここで下請けに手を差し伸べ、直接発注を出して倒産危機から救うことをしてくれれば、企業イメージは爆上がりです。
そして、今まで日本ロジスティックやTRAILが吸い取られていた中間マージンもいらなくなるので、安く発注できるようになるんじゃないでしょうか?
WIN-WINですよこれ。楽天モバイルも、倒産危機の下請けも助かります。
これ、楽天モバイルさん、倒産危機の下請け企業を助けてもらえませんかね!?
何より、企業は関係者(ステークホルダー)を幸福にするという使命を持っているはずです!
お願いします!
